軽自動車サイズのボディに660ccのターボエンジンをフロントに搭載、スポーツカーらしいエクステリアデザインでルーフは電動格納式。こうしてスペックを並べれば並べるほど、次世代の『コペン』を感じさせるのがダイハツ『OFC-1』(Open Future Concept 1) だ。
このクルマはすでに9月におこなれた「第62回フランクフルト・インターナショナル・モーターショー」で発表されているが、ここまでコペンに近い要素を持っていれば自動車専門誌などで「次期コペン」と紹介されているのも納得できる。
しかし、関係者に「コペンとの関連はないのか?」と尋ねると、意外な答えが返ってきた。
「確かにコペンは発売から5年が経過し、次期型を期待する声も聞こえてきます(当初の生産計画はわずか2年間だった)。しかし、改良を重ねながら10年くらい作っていこうと思っているんですよ。だから、OFC-1はコペンとは違うもうひとつのスポーツカーだと思ってください」(商品企画部主査惣内茂さん)
コペンを10年作り続ける……!?