就活を意識したアルバイト選びも経験値は即戦力として優遇される
新卒に即戦力は求めないはずが・・・
新卒採用をする目的や意味は様々あります。
人材を長期的展望でとらえて、採用・育成して、自社の将来を担う人づくりを行うのが新卒採用であり、短期・中期的に人材が不足する分は、中途採用でも補いながら組織をつくっていく必要があります。
今までの慣習からすると、
新卒者に「即戦力」は求めない
傾向が強かったはずですが、売り手市場・採用難の中、ちょっと違う動きも出てきているようです。
経験値があると優遇される
「アルバイト学生を優遇して採用する」
という動きが、どんどん活発化しつつあるようです。
セブンイレブン・ジャパンでは、店舗で働いているアルバイト学生を最大2次面接試験まで免除する、という優遇制度を導入するようです。
オカモトグループでも、アルバイト学生が新卒採用の選考試験に臨むことも多々あり、職場の先輩や上司の推薦を確認して、選考の材料にもしています。
他にも、インターンシップに参加した学生に、選考試験を一部免除するような動きもよく耳にします。
就活も意識したアルバイト選びを
「就業体験があるとミスマッチしにくい」
という、企業にとっては長期的にプラスになるのが、アルバイトからの採用であるといえます。
アルバイトの視点ではあるけれど、現場の仕事を十分に理解しており、社員の仕事も見ているわけですから、入社後に「こんなはずでは・・・」というミスマッチは起きにくい。
また、
「現場の仕事は即戦力として期待できる」
という、短期的なプラスの側面もあります。
新入社員は大半の企業では、まずは現場の仕事を覚えることから始まる、というケースが多い。
アルバイト経験者は、その教育がほぼ不要ですから、即戦力要員としても期待できるわけです。
そう考えると、就職活動を意識したアルバイト選びも、真剣に考えるべき選択肢になりますね。
意中の企業にアルバイト優遇制度があるならば、ぜひ活用すべき手段であるといえます。
おまけ
実はかくいう私も、最初はアルバイト優遇制度を利用して最初の社会人となっています。
大学時代の4年間、塾講師のアルバイトをして、もちろん就活は一通りやったのですが、結果的に、アルバイトをしていた企業に入りました。
入社後は、塾の授業はバリバリのそのまま即戦力で動けましたから、重宝されていたのではないでしょうか?
※写真の人物:FMC(フーズ・マーケティング・カンパニー)ジョイカフェ帯広柏林台店 片山 公平(かたやま こうへい)
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