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デンマークはどんな国?特徴や歴史、家具が人気の理由も紹介

デンマークと聞くと、白夜やオーロラをイメージする方は多いのではないでしょうか。
最近だと、世界幸福度ランキング上位の国であり、高福祉で租税負担が大きい点もよく話題にされ、日本が目指しているワークライフバランスのお手本になる国のひとつというイメージです。

実は、デンマークは家具に対する国民の関心が高く、世界的な家具デザイナーを輩出している国としても有名です。デンマークの家具は、機能性とデザイン性を兼ね備えた製品として世界中にファンがおり、近年は日本でも人気が高まっています。

デンマークの家具には、デンマークの国土、歴史、国民性が影響しています。インテリア業界での就職を考える人なら、デンマークという国を知ることでデンマーク家具に対してよりポジティブな印象が持てるようになるでしょう。この記事ではデンマークの特徴や歴史、デンマーク家具が人気な理由をご紹介します。

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目次

    デンマークの国土と歴史

    デンマークの歴史を簡単にご紹介します。

    デンマークの国土

    デンマークの国土は、北欧諸国の中で最南端に位置します。中心地はユトランド半島であり、その他500近い島々から構成され、首都はコペンハーゲンです。

    面積は約4.3万平方キロメートル。九州と同程度の広さの国土に約581万人が暮らしています。

    現在の国土に至るまでの歴史

    デンマークは、中世にはスカンジナビア半島の大半を領土とする大国でした。ところが、16世紀にスウェーデンが独立し、さらに19世紀初めのナポレオン戦争の際に、ノルウェーも独立を果たします。この結果、デンマークは現在の国土に落ち着き、ヨーロッパの小国となりました。

    デンマークの特徴

    続いて、デンマークの特徴についてご紹介します。

    協働の意識

    ヨーロッパの小国で国土や資源、人材に限りがあるデンマーク。必然的に、持っているリソースを効率的に最大限活用することを追求していきます。これを実現するための考え方が「協働の意識」。つまり、国民一人ひとりを社会の構成メンバーだと捉えることであり、この意識が行政サービスや租税制度にも反映されています。

    行政サービスと租税負担 

    福祉国家として有名なデンマークは、社会保障や教育制度が充実しています。医療面ではホームドクター制度が導入されており、病気になった場合はまずホームドクターの診察を受け、その後、必要があれば大きな病院で治療を受けます。医療費や介護の費用は原則として無料です。

    教育面でも、小学校から大学まで公立であれば学費は全て無料です。

    ただし、このような手厚い行政サービスを支えるための租税負担は重く、日本の消費税に相当する付加価値税は25%。年収が高い場合、累進課税によって約50%程度を税金として徴収されます。

    世界幸福度ランキング

    デンマークは、租税負担は大きいものの「協働の意識」が根づいており、高額な租税公課も国民全体で負担し合うことが社会に受け入れられています。国連が発表する世界幸福度ランキングにおいても2023年は第2位。ここ10年ほど常に2~3位に位置しています。

    デンマーク家具の企画制作・輸入販売のボーコンセプトでは、
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    家具が人気の理由は?

    ここでは、デンマーク家具が魅力的な理由、人気な理由を解説します。

    気候

    デンマークは年間を通じて寒冷な気候のイメージがありますが、四季は明瞭に分かれています。4月~5月が春、6月~8月が夏、9月~10月が秋、11月~3月が冬です。とはいえ日本と比べて冬が長く、緯度も高いので、冬場は厳しい寒さに加え暗く長い夜が続きます。

    この長い冬の間を室内で長時間過ごさなければならない環境が、快適な住空間へのこだわりにつながりました。居心地のよい住居で過ごしたいという思いから、家具も使い勝手がよく、デザインが洗練されたものに発展していきます。

    ヒュッゲ

    北欧家具 カフェ 食器デンマーク人の国民性を象徴する言葉に「ヒュッゲ」があります。「居心地のよい空間や時間」という意味であり、デンマーク人の人生に対する幸福感、肯定感を表します。

    例えば、お気に入りのソファでゆったりと読書に耽ったり、部屋にある観葉植物を愛でたり、家族と暖炉のまわりで紅茶を飲みながら語らったり、友人を招いて気軽なホームパーティーを開く、散歩をしながら自然を楽しむなど、居心地のよい空間ですごす日常に美しさ、ささやかな幸せを感じることが、ヒュッゲです。

    暮らしの中で長時間を過ごす住空間を心地よくするためには、家具選びもポイントになるため家具へのこだわりは強く、そのようなニーズに応えてデンマーク家具は進化してきました。

    デンマークの家具の特徴

    デンマークの家具の具体的な特徴をご紹介します。

    概要

    デンマークは、世界的に著名な家具デザイナーを輩出しています。有名なデザイナーにはハンス・J・ウェグナーやアルネ・ヤコブセンがいます。

    デンマーク家具は、機能性とデザインを兼ね備えていることが特徴であり、特に1940年代から60年代にかけての時期には、デンマークの家具を代表する逸品が製作されました。シンプルで飽きのこないデンマーク家具は、昔も今も世界で認められています。

    機能性

    デンマークの家具は使いやすさを最も重視しており機能的です。人体に最適な形に仕上げられているため長時間利用しても疲れにくく、老若男女問わず幅広い世代に好まれます。また、来客時に伸張できるダイニングテーブルや、使わないときは重ねられるチェアなど、住空間や使用頻度に対応できるよう工夫されています。コンパクトに収納できるため使い勝手がよいところも長所です。

    デザイン

    デザインの特徴は洗練されたシンプルさです。曲線をうまく使い、柔らかい印象を与えるシンプルで飽きのこないデザインです。色使いも白やブラウン、ベージュなどのシンプルな単色にまとめる傾向があります。この色使いは空間を広く見せる効果もあります。

    材質

    デンマーク家具は、木材の風合いを生かしたナチュラルで柔らかな雰囲気の家具が多く、木肌の美しさと木目の繊細さが、温かい印象を醸し出します。

    木材以外では、金属やプラスチックも用いられます。金属やプラスチックを使うことで、細身でモダンな仕上がりとなり、柔らかなカーブラインが洗練された印象を与えます。

    とはいえ、サステナビリティの観点から、以前よりプラスチックを使うインテリアブランドは減っています。代わりに高価ではあるものの、耐久性が高く天然素材である大理石やセラミックなどを木材と組み合わせる“マテリアルミックス”が増えています。

    まとめ

    デンマークの家具はシンプルなデザインでありながら、機能面でも優れており、世界中にファンがいます。また、温かみのあるデザインやシンプルな色彩、モダンさは、日本の住宅にもなじみやすいといえるでしょう。

    デンマークの家具には、居住空間をいかに自分らしくするかというデンマークの人のこだわりが反映されています。デンマーク人が大切にする「ヒュッゲ(居心地のよい空間)」を実現するための重要な要素のひとつが、家具選びだからです。

    近年は、日本でも住空間を大切にする方が増えてきました。居心地のよい空間を作るためには自分に最適な家具選びがポイントです。

    採用インフォメーション

    BoConceptのセールスアソシエイト(販売員)は、お客様の理想の暮らし方に合わせて、大きな家具から小物までをコーディネイトしていくお仕事。デンマークという国、家具の歴史や特徴を知ることで、よりお客様の理想のライフスタイルを実現するような提案ができるようになります。

    自分の好きな色、好きなデザインの家具で作り上げた素敵な空間は、きっとお客様の日々の生活に彩りを与え、幸福感を高めてくれるでしょう。

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    ボーコンセプトでは、デンマーク家具の企画制作・輸入販売を行っています。
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