カタールの資本が入ってからというもの、大きな移籍金を投じて多くのスター選手を獲得してきたパリ・サンジェルマン。一気に世界的なクラブに成長し、多くのファンを引き付ける存在となった。

しかしその一方、フランス国内でも名門の一つであったパリ・サンジェルマンの下部組織で育った生え抜き選手にとっては厳しい環境に…。

今回は「パリ・サンジェルマンの下部組織で育ちながら、外に活躍の場を求めて輝いた選手たち」を特集する。

キングスレイ・コマン

移籍先:ユヴェントス

現在:バイエルン・ミュンヘン

パリ・サンジェルマンから他に活躍の場を求めた選手としては最も有名な存在のひとり。トップチームでは3試合しか出場できなかったが、契約更新を拒否して2014年にユヴェントスへと渡っていった。

イタリアにはそれほど馴染むことはできなかったものの、その後バイエルン・ミュンヘンへのローン移籍で実りを得てブンデスリーガへ。それからはドイツで継続的に活躍を見せている。