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オウムとインコの日(6月15日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日オウムとインコの日(6月15日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

6月15日は「オウムとインコの日」。今回は「オウムとインコの日」の意味や由来を解説します。

また、「オウムとインコの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報事例も紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にペット業界の方や、鳥類に関する商品を企画・販売している方は、ぜひ参考にしてみてください。

「オウムとインコの日」の意味・由来とは?

6月15日は「オウムとインコの日」です。千葉県で、オウムやインコといった鳥類の適切な飼育方法などの啓発活動を行う認定NPO法人・TUBASAによって制定されました。

日付は、6月が「オウ(0)ム(6)」、15日が「イン(1)コ(5)」と読める語呂合わせから。亡くなった鳥たちを供養し、ペットやコンパニオンバードとしての幸せを願うことがおもな目的です。

毎年6月15日の「インコとオウムの日」には、同団体が慰霊祭を実施しています。2022年6月15日は、Zoomのオンライン会場にて催されました。

また、記念日に名前のあるオウム・インコに限らず、あらゆる鳥類を対象としているのが「オウムとインコの日」です。人と鳥類の親愛を深めたり、正しい飼育方法を発信したりといった目的もあるため、ペット業界を中心に多様な広報PRを考案できるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「オウムとインコの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「オウムとインコの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、オウムとインコの日に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。オウムとインコの日をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「オウムとインコの日」を元に発信をする流れ

「オウムとインコの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「オウムとインコの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「オウムとインコの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「オウムとインコの日」を広報PRに活かした事例

「オウムとインコの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「オウムとインコの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「オウムとインコの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.文鳥のかわいさや飼育情報をまとめた解説本が重版出来

株式会社グラフィック社は、同社が発行している書籍『文鳥のヒミツ』の重版出来を発表しました。鳥専門病院での臨床研修を経て開院した著書が、文鳥についてわかりやすくまとめた解説本です。

2021年3月に発売された本書は、発売1年となる2022年3月に5回目の増刷を記録。文鳥の写真と端的な文章で構成された内容に加え、ごはん・ペレットや、長生きしやすい飼育情報を紹介している点が魅力的です。

参考:【大好評につき重版5刷出来!!】小鳥専門医による、初の文鳥本『文鳥のヒミツ』発売中

事例2.愛鳥の体重やごはん量を毎日記録できるノートを発売

株式会社グラフィック社は2022年3月、『鳥さんの健康記録ノート』と題した記録用ノートを発売しました。体重・ごはんの量・飲水量など愛鳥の記録を、366日分毎日記せる書籍です。

記入欄と項目だけでなく、鳥専門医による健康管理の解説ページや健康診断の記録、遺伝子検査の記録用ページなど、飼育に関する情報量が豊富な構成がGOODポイント。各ページにはやわらかいタッチの鳥の絵が描かれ、視覚的な癒しを促せるのも魅力的です。

参考:愛鳥の健康管理の決定版! 『鳥さんの健康記録ノート』3月発売

事例3.小鳥を眺めるコンセプトカフェでテイクアウトメニューを限定販売

株式会社エクシードジャパンは、同社が運営する「ことりカフェ心斎橋」に関するプレスリリースを配信しました。今回のプレスリリースでは、2023年4月1日から提供を開始しているテイクアウトメニューを紹介。

ウロコインコやコザクラインコなど、多種多様な小鳥をモチーフにしたスイーツを期間限定で販売する取り組みです。インコを眺めながらスイーツとお茶を楽しめるシステムが人気のコンセプトカフェですが、テイクアウトメニューにも幅を広げることで、より効果的な認知拡大・販売促進につなげています。

参考:【ことりカフェ心斎橋】小鳥と触れ合える⁉ 話題のコンセプトカフェで、期間限定新作テイクアウトメニューが登場!

事例4.タイハクオウムなどをデザインした木製コースターを販売

加茂株式会社は、富士花鳥園のクラウドファンディングで取り扱っている「鳥さんたちの木のコースター」について、販売情報を更新しました。花鳥園で暮らすさまざまな鳥をデザインしたコースターで、今回はタイハクオウムの「のんのん」をはじめとする限定品を紹介しています。

実際に販売する商品画像に加え、デザインのモチーフになった「のんのん」の写真とともに性格を紹介したコメントがユニークなポイント。第2弾となるクラウドファンディングでは、無事500万円の目標金額を達成しました。

プロジェクト情報をプレスリリースで積極的に発信することで、同園の利用者はもちろん、来園経験がない人や、全国の旅行者への興味関心を引いた点が有用な広報PR事例といえるでしょう。

参考:富⼠花⿃園クラウドファンディング名物 今年の⿃さんたちの⽊のコースターが出来上がりました②

「オウムとインコの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

6月15日の「オウムとインコの日」は、ペットとして親しまれる鳥類に注目が集まりやすい日です。ペット業界の方や、文鳥・インコ・オウムといった鳥関連の製品を販売する企業の方にとっては特に、「オウムとインコの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「オウムとインコの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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