PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
地球の日(4月22日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日地球の日(4月22日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

4月22日は「地球の日(アースデー)」。今回は「地球の日」の意味や由来を解説します。

また「地球の日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイントをご紹介。実際の広報事例を取り上げながら、特徴的な取り組みにも触れています。

広報やマーケティングネタを探している方、特に環境に関わる事業を行っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「地球の日」の意味・由来とは?

4月22日は「地球の日」です。国際連合教育科学文化機関が1969年に提起した記念日で、「環境問題についての討論集会」を開催した4月22日に決定しました。

地球や環境問題について考え、一人ひとりの自由な発想と行動を促すことを目的としています。具体的には、ゴミ拾いやシンポジウムの開催が一例です。

「地球の日」は世界的な記念日のひとつとして知られており、1990年ごろからは日本でも大規模なイベントが開かれています。特に東京都や大阪府で多様な活動を実施しているので、環境問題にちなんだ広報PRが企画できるでしょう。

「地球の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「地球の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「地球の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「地球の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「地球の日」を元に発信をする流れ

「地球の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「地球の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「地球の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「地球の日」を広報PRに活かした事例

「地球の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「地球の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.「地球の日」にちなんで衣類買取キャンペーンを開催

株式会社タンソーマンGXは、2024年4月22日の「地球の日(アースデイ)」にちなんだキャンペーンを開催しました。脱炭素社会の実現を目指して、衣類を一律1,000円で買い取るボランティア企画です。

「地球の日」の企画であることや、買取価格を明記し、記事の大要がわかるよう配慮されたプレスリリースタイトルがGOODポイント。また「代表からのメッセージ」の見出しを設け、企業・個人としての想いを伝えることで、自社ならではの企画の強みを訴求しています。

参考:4月22日のアースデーキャンペーン実施!CO2算定SaaSタンソチェックのタンソーマンGXがあなたのいらなくなった洋服を全て一律1000円で買取します

事例2.サステナブルな日本酒容器を「地球の日」に発売

株式会社小嶋総本店は、お酒のフレッシュさを維持する容器「東光フレッシュSAKEサーバー」の発売情報をプレスリリースで公開しました。環境に優しいサステナブルな商品として商品化されたもので、2024年4月22日の「地球の日」に合わせて発売。

プレスリリースでは「商品のポイント」の項目を設け、ボックスのサイズ感や使用感がわかる写真とともに特徴を紹介しています。商品概要を押さえたうえで、誕生の背景に訴求した構成もGOODです。記念日に合わせた発売情報を配信することで、認知拡大効果に寄与した好事例といえます。

参考:【2024年4月22日(月)アースデー】日本酒・東光より、環境にやさしく、フレッシュに長く楽しめるボックス日本酒『東光 フレッシュ SAKE サーバー』を発売

事例3.「地球の日」にカカオ農家に直接還元できる製品を発売

業務用チョコレートを国内製造する日新化工株式会社は、「サステナブルチョコレート おいしい洋生(ダーク)」の販売開始をプレスリリースで発表しました。カカオ農家に直接還元できるプログラムを付帯した「サステナブルチョコレート シリーズ」の第2弾として、4月22日の「地球の日」に発売します。

プレスリリースにはこのプログラムの仕組みがわかるよう、イラストや写真を使って可視化したビジュアルがGOODポイントです。サステナビリティに配慮したカカオ豆を使っていること、お菓子づくりに適していることなど、本商品ならではの魅力を訴求した記事構成も参考になります。

参考:カカオ農家に直接還元できるプログラムを付帯した「サステナブル シリーズ」第二弾。日新化工が「サステナブルチョコレート おいしい洋生(ダーク)」を、アースデイに発売開始。

事例4.4日間限定の「地球の日」イベントを開催

ホテル施設の運営やホテル開発、飲食事業を手掛ける沖縄UDS株式会社は、「アンテルーム アースデイ 2024」と題したイベントの開催を発表しました。4月19日から4月22日までの「地球の日」にかけて、県内企業や団体の協力のもと展開するプロジェクトです。

電力削減を目的に公共スペースを一部消灯したり、海洋プラスチックごみを再利用したキーホルダー作りを行ったり、展開するイベントについて写真も交えながら紹介しています。イベント開始日の数日前にプレスリリースを配信することで、メディア関係者を含む多くの人へアプローチした広報PR事例です。

参考:ホテル アンテルーム 那覇にて、地球の未来を考える「アンテルーム アースデイ 2024」イベントを開催

事例5.「地球の日」にちなんだポップアップイベントを展開

飲食・小売・コンサルティング事業を展開する株式会社Innovation Designは、2024年4月9日から22日にかけて「Act for social change 2024」を開催することをプレスリリースで発表しました。地球環境に対する影響を考えるきっかけにすることを目的に、同社運営の「haishop cafe(ハイショップカフェ)」で実施するポップアップイベントです。

イベントのプログラムや開催目的を詳しく紹介し、「アースデイアクションにつながる3つのコンテンツ」として訴求した構成がGOODポイント。さらに、自社のイベント関係者のコメントを掲載し、企画やコンセプトへの関心を高めています。

参考:【haishop cafe】4月22日のアースデーに向け、地球環境へのアクションにつながるPOP UPイベント“Act for social change 2024”開催

「地球の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

4月22日の「地球の日」が目指すのは、一人ひとりの自由な取り組みです。環境に関する事業を行っている方は、自社商品・サービスに絡めた「地球の日」を設けたり、「地球の日」にちなんだ調査リリースを発信してもよいでしょう。

アパレルや食品関連の企業であれば、レジ袋や食品の廃棄・再利用といった切り口で広報PRを考えるのも一案です。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ