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真行寺君枝です。モデルから女優になり、40年以上が過ぎました。それから現在は、フジTV火曜夜7時「今夜はナゾトレ」のナレーションも7年目に入りました。そして6年前、化粧品会社をつくりました。わたしが提供できることを考えたとき、これまで長年に渡りつちかってきたスキンケアやメイクなど、美容のテクニックだと気づいたからです。あなたの中に眠っている美意識を深めるためのお手伝いをさせていただきたいと思ったのです。数え切れないほどの美容家からこれまでに得たテクニックと知識で、わたしは自分の人生を豊かにしてきましたが、振り返ると、わたしに残された時間はもう３分の２が経過していました。60歳を過ぎた頃から、この残された時間に意識が向かい始め、これまで生かしていただいたその恩返しをしたいと思うようになりました。それはわたしの第２あるいは第３の人生の始まりを意味しています。訪れる変化を受け入れつつ、新たな目的に向かってひたすらに進んでいきたいと思うのです。人生100年時代と言われる現今です。あなたもわたしもまだまだこれから。未知のものごとに積極的に取り組むことは大事なことですよね。そしてそれはエイジレスなことでもあります。幾つになっても、歳を重ねれば重ねるだけ、楽になり、悩みも消えていくのには驚きました。もちろん肉体的には激しいことはできませんが、そのおかげで、いたわりモードを覚えました。気になる衰えは、どうすればよいかと言えば、おぎなえばよいのです。高度な技術や科学が発展している今日なのですもの。なにごとにおいても肯定的に捉えることが重要ですね。今はこんなしゃらくさいことを言っているわたしですが、30代の頃は、実は見る影もないほどしょぼくれていたのです。本当なら女性として最も花がある年齢なのに ー 。どういう経験をしたのかというと、時はバブル崩壊の真っ只中でした。全財産を注ぎ込んで創業したファッションメーカが倒産したのです。子供はまだ小さくて手のかかる時期でしたが、わたしは一家を支えるべく女優に復帰しました。仕事のし過ぎで身も心もボロボロでしたが、家族を守りたいという一念が、ぎすぎすしてくたびれ果てた心身をなんとか奮い立たせていたのです。でも世紀末の暮れ、とうとう力尽きて破産しました。そうして一家離散することになったのです。本当に辛い経験でした。あれから20年が経過しました。いま振り返ると、遠い遠いはるか昔のことのようにも思えます。それでも今でもたまに夢を見ることがあります。失った家族の日々を・・。現在のわたしは、あの頃に比べて少しは度量を増すことができたように思います。慎ましく穏やかに、現在は姉と息子と猫と、生まれた実家で暮らし、浮いた話は皆無ですが、幸せを感じています。あなたにこの文章を読んでいただいているのもきっと何かのご縁=コネクションですね。嬉しい！ありがとうございます。ということで、アメーバーブログにこれからあなたにわたしの持ち合わせる美容を中心とした美意識のノウハウを綴っていきたいと思います。あなたのお役に立てるよう、わたし自身、学びを深めながらお伝えしてまいりますので、これからどうぞよろしくお願い致します。真行寺君枝
テーマ： 日常
テーマ： アンチエイジング
テーマ： 歴史
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