歯の治療法や歯科医を、どうやって選ぶのがベストなのか

プレジデント誌では、過去3年以内に歯科を受診した全国の20~60代の男女に、アンケート調査を行った。その結果、現在の歯科治療の期間、費用、不満な点などの赤裸々な実態が明らかになった。

患者にX線について説明する女性歯科医師
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歯科にも、保険診療と自由診療がある。しかし、自己負担分に10倍以上の差がつくケースも少なくないためか、自由診療であるインプラントやホワイトニング、自由診療が中心の歯の矯正は別にして、虫歯や歯周病、親知らず、入れ歯の治療では、自己負担の少ない保険診療を選ぶ人が多いようである。

歯は一生もので、失ったら2度と元には戻らない。それだけに、歯科治療は、長期的な視点で、メリットとデメリットを比較しながら慎重に選ぶ必要がある。また、的確なアドバイスをしてくれる、信用できる「かかりつけ歯科医」がいるのが望ましい。大切な歯を守るため、歯の治療法や歯科医をどうやって選ぶのがベストなのか、気になる治療費や治療回数を含めて、ベテランの歯科医にナビゲートしてもらい、とことん追求した。