|
カテゴリ:カテゴリ未分類
生きた化石とも言われるオキナエビス類の一番新しい新種マコトノオキナエビスを公開しました。 学名は、以下の通りです。 Perotrochus tosatoi Anseew, Goto & Abdi, 2005 世界で4個しか発見されていない貴重な貝です。 模式標本は学名にもなっているtosato氏よりパリ博物館に寄贈されました。 残る2個は発表者の一人Anseew氏(ベルギー)が所蔵しています。 当館に入った個体は模式標本より早く採集された世界初の個体です。 産地は、南米仏領ギアナはカイエンヌ沖水深200mです。 穴が開いた死貝だったために、そのうち生貝が採れるだろうと待っていたのですが、採集されるのは死貝ばかり。 4個採集されたので発表されましたが、模式標本も穴が開いています。 今回日本唯一の所有者であり、和名にもなっている中野誠人氏より当館へ寄贈されました。 オキナエビス類は本種が発表されたVISAYA誌によると30種類。 本種が入ったことにより、当館では17種類目のオキナエビス類となりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.11.03 11:40:25
|