黒部市宇奈月町愛本新地区では、昔から「いなきび」が栽培されています。黒部産のいなきびは、黒部川から吹く冷たい風により鮮やかな黄色でつやと独特の風味があり、秋には各家庭で「きびおこわ」をふかし（蒸し）神棚や仏壇に感謝を込めてお供えしています。

【材料（４人分）】
もち米…960g、いなきび…240g、黒豆…120g、砂糖…10g、しょうゆ…大さじ1
（シト用）水…1.2カップ、塩…少々

【作り方】
（下準備）
もち米といなきびを一緒にいれてよくとぎ、水に一晩浸す。黒豆は砂糖、しょうゆで味をつけ、軟らかく煮て一晩おく。
1.もち米といなきびの水を切り、蒸し器で1時間ほど蒸す。途中でシトを打つ（水を加える）。
2.蒸し上がったらボールに移し、黒豆を加えながら、よく混ぜ合わせる。

とやま食の匠・伝承の匠　【黒部市】農事組合法人うなづき食工房
​https://shoku-toyama.jp/recipe/tr-9/​