オイル怪獣タッコング | メタボの気まぐれ

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帰ってきたウルトラマン第1話「怪獣総進撃」
第2話「タッコング大逆襲」に登場した
変わった容姿の怪獣がタッコングである。

その名の通りタコの怪獣であり
丸く大きな体一面に吸盤が付いており
本物のタコのような８本の触手は持たず
２本の短い脚と吸盤付きの小さな手が２本、
タコの触手状の尾が１本付いている。

度重なる異常気象や地殻変動の影響で
東京湾に出現し、沿岸部を破壊。
突然、体が謎の発光に包まれ海の中へと逃走する。

その後、海中にいる所にＭＡＴのミサイルを受け
怒って潜水艇を跳ね飛ばす。

そして主食としているオイルを狙い
海上プラントを襲ったものの
ＭＡＴの反撃を受けて手負いとなり
そのままコンビナートへと上陸して
甚大な被害をもたらした。

ウルトラマンと戦うが腕をもぎ取られ
スペシウム光線で粉々に吹き飛んだ。

このタッコングには造り直しエピソードがあり
着ぐるみは東宝特殊美術部で制作されたが
丈夫すぎて動きにくかったため
開米プロダクションで作り直され

鳴き声は豚の声を加工したもので
ウルトラマンタロウの再生エレキング、
改造ベムスターに流用されている。

また最初は違う鳴き声だったがＮＧとなった。
これは放送前に音響効果の担当が小森護雄から
東宝効果集団に変更された為である。

第2話のオイルプラント破壊シーンは
シーホース号の破壊シーン、コンビナート破壊の一部は
ペスターによって爆発するコンビナートの流用で

さらに第10話で名前が挙げられるまで
劇中で「タッコング」の名は直接呼称されていない。

またタコをモチーフにしていながら
丸い姿をしているのは「タコは茹でると丸くなる」
「たこ焼きは丸い」という理由からである。