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こんにちは。 お茶好き&歴史好き&焼物好きの薺(なずな)です
今回は県庁から歩いていける所をご紹介します。
墓は「木曾殿の隣に」という遺言とおり、 元禄7(1694)年、大坂にて客死した芭蕉さんは、近江義仲寺にて葬られました。
元禄4(1691)年、近江の門人達と編んだ「猿蓑」に載せられた芭蕉さんの句。 行く春を近江の人と惜しみける 【義仲寺の句碑】
芭蕉さん、 近江の人と、近江という場所を、心から愛していたのだなぁと。
芭蕉さんと近江の門人達の心温まる話には続きがあります。 「猿蓑」の跋文(あとがき)を書いたのは近江の門人である丈艸さん。 元禄9(1696)年、仏幻庵を結び、師の追善に日を費やしました。 芭蕉さんを弔うためにつくった経塚を中心に、 丈艸さんをはじめとした芭蕉門下の人たちの墓があります。 さながら車座になって句会を開いているかのようです。
【句会を開く墓石 竜ヶ丘俳人墓地】 嗚呼、素晴らしい日々を過ごした師弟の愛のかたちなのですね。
ただ、 かつては、琵琶湖が望めたそうですが、現在は見る影もなく。 かつ、国道一号を行き交う車の音。 個人的には好きな店なのですが、ラーメン屋さんの看板が静寂を遮ります。 ちょっと辛い.... 心落ち着くこともなく、俳人墓地を離れました。
丈艸さんの句の中で私の好きなものを一つご紹介。 水底を 見て来た顔の 小鴨かな(猿蓑) 小鴨が水面に顔を出したときのくるんとした瞳の愛らしさが目に浮かびます。 この句ひとつで、丈艸さんが心優しい人だったんだなぁと思ってしまいます。 お家に帰って、芭蕉さんと門人達に献じて一服
お茶うけは頂き物のたねやさんのお饅頭~
【今日はこんな感じで】
はぁ~、美味し
美味しいと 感じるだけで 一句も浮かばず おそまつ.... (教育委員会 文化財保護課)
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