金子大地、伊藤万理華との殺陣に緊張も「全力でぶつかってきてくれて、やりやすかったです」
- オトナンサー |
映画「サマーフィルムにのって」に出演する俳優の金子大地さん。高校3年生のハダシ(伊藤万理華さん)は時代劇が大好きですが、時代劇がなかなか撮れず、くすぶっています。ある日、武士役にぴったりな凛太郎(金子さん)が現れ、彼との出会いに運命を感じたハダシは、個性豊かなスタッフを集めて映画を撮り始める…女子高生が映画製作に挑む青春SF映画です。
オトナンサー編集部では、金子さんに単独インタビューを実施。台本の感想や意識したことなどを聞きました。
ここまで熱中できる人はいない
Q.台本を読まれていかがでしたか。
金子さん(以下敬称略)「台本が三浦直之さんだからこそ、余白があるというか、見る人によって感じ方が違うのではと思える作品になるんだなと思いました。ぜひ出演したいと思いましたね」
Q.殺陣は初めてでしょうか。
金子「リハーサルを何度か行い、本番に挑みました。伊藤さんとは、背の高さも違うので緊張しました。全力でぶつかってきてくれたので、やりやすかったです」
Q.凛太郎と似ているところや共感できるところはありましたか。
金子「ここまで、好きなものに熱中できる人はなかなかいないと思います。共感できる部分ではなかったのですが、真っすぐなところや単純なところは僕にもあるので、そこは意識しました」
Q.役作りにしたことはありますか。
金子「凛太郎は少し浮いた存在です。僕はもう高校生ではないので、現場で浮くかもしれないと思っていました」
Q.伊藤さんの印象をお願いします。
金子「真面目な方でした。演じているときは、ハダシと思わせる説得力があって、すごいなと思いました」
Q.今作で意識したことはありますか。
金子「人間性を全部さらけ出さないところが、凛太郎のミステリアスなところにつながると思いました。本当のところはどういう人か分からないような人物です。未来にいるときと、過去にいるときの凛太郎は違うと思うので、みんなといるときにたまに出るのが凛太郎の素なのかなと思って、何度か素の感じを出せるように心掛けました」
Q.特に素が出ているのはどのシーンだと思いますか。
金子「引いた目で見ているときもありますが、楽しんでいるときは素だと思います」
Q.現場の雰囲気はいかがでしたか。
金子「みんなとても仲が良くて、学生のような気持ちを味わいました。楽しかったです。伊藤さんがずっとチェキを撮っていて、それを最後にもらいました」
Q.今回、一番の挑戦はどんなことでしたか。
金子「クライマックスで伊藤さんと殺陣をするシーンが挑戦でした。どう乗り切ろうかと思いましたね」
Q.演じる際に意識していることはありますか。
金子「役によって違うんですが、その役を演じるにあたって、体で表現できるかということはいつも考えます。感覚の問題ですが、セリフを言うときに、共感できるところがあれば広げていけます。いつも、軸となるような共感できる部分を探しています」
Q.普段、リフレッシュにしていることを教えてください。
金子「人と会うことですね。そこでエネルギーをもらっています。散歩したり、人と話したりすることでリフレッシュできます」
映画「サマーフィルムにのって」は8月6日から全国公開。
オトナンサー編集部
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