ママチャリとどこが違うの?
ママチャリ。
いわゆるシティサイクルは、街中の手軽な移動手段として、誰もが一度は乗ったことがあるかと思います。歩いても行ける2~3キロの距離を移動するにはいいかもしれませんが、10キロや20キロといったある程度のまとまった距離を移動したり、運動として自転車に乗るのには不便な点も多いです。
車体が軽い
ホームセンターの店頭などで売られているシティサイクルだと、平均して15~20キロくらいの重量が一般的です。
ですがスポーツサイクルの中でも、比較的街乗りに向いているクロスバイクでも10~12キロほどですし、よりスポーツに特化したロードバイクだと7~8キロ台となります。さらに高価格帯の「ハイエンド」と呼ばれるクラスになると5~6キロ台のものまであり、まるでフワリと飛んでいってしまう羽衣のような軽さです。
重量が軽くなれば漕ぎ出しが軽くなるので、ストップ&ゴーが多い街中でも苦になりませんし、登り坂も楽に登れてしまいます。さらに保管するために室内へ出し入れするのも簡単になります。
ギアの数が多い
車で移動していると気が付きにくいですが、都市部でもあっても坂道は案外多いです。キレイに整備されたサイクリングロードでも、車道とは立体交差になっていていたりして、坂を登る機会がよくあります。
そんな時は坂の勾配に合わせてギヤを軽くして、クルクルと回すようにすれば脚への負担を抑えられます。平坦の区間に戻った時や追い風の時は、ギヤを重くしてスピードを上げれば、より遠くへ早く行くことが出来ます。
日本の国土の7割は森林でその大半は山林ですから、長距離走れるようになれば、さらに坂を登る機会も増えますね(^^)