ベテラン歌手が死去 80歳 6年前にパーキンソン病と診断、別の難病とも闘病

 ヒットシングル『ドリーム・ウィーバー』や『ラヴ・イズ・アライヴ』で知られるゲイリー・ライトさんが死去した。80歳だった。

 息子のジャスティン・ライトさんはゲイリーさんが4日、カリフォルニア州パロス・ベルデス・エステーツの自宅で息を引き取ったことをTMZに公表、同メディアはゲイリーが6年前にパーキンソン病と診断され、その後まもなくレビー小体型認知症と診断されたことも伝えている。

 ジャスティンさんは、父親が「動き回ることも話すこともできなくなっていた」と説明、最近家族が看護師たちから終わりが近いことを説明されていたため「愛する人たちに囲まれて息を引き取った」と話している。ゲイリーさんには、1985年に結婚した妻のローズと娘のドリアンがいる。

 この悲報を受け音楽界からはすでに追悼のメッセージが寄せられている。『雨の日の恋』のシンガー、スティーヴン・ビショップは、ゲイリーさんが亡くなったことに「大きな悲しみ」を感じるとXにこう綴っている。「ゲイリーの生き生きとした人柄と類まれな才能は、一緒にいるすべての時間を本当に楽しいものにしてくれました。彼の遺産はこれからもずっと生き続けるでしょう。ゲイリーと彼の妻ローズが私にくれた温かさと優しさ、そして彼が私と分かち合ってくれた過ぎ去りし日々の話をいつまでも大切にします。この困難な時期に、彼の家族、友人、ファンに心から哀悼の意を表します」

 40年のキャリアを通しゲイリーさんは計12枚のスタジオ・アルバムをリリース、最後のアルバムは2010年のポップ・ロック・アルバム『コネクティッド』となった。

 ザ・ビートルズの故ジョージ・ハリスンとも親しかったゲイリーさんは、ジョージの3枚目のソロアルバム『オール・シングス・マスト・パスト』にキーボードで参加していた。

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