鶴岡アートフォーラムさんに取材にいきました。(館内写真撮影/佐々木 聖紀)
コンセプトは市民が芸術活動に参加し、利用でき、交流できる施設。
設計は建築家の小沢 明氏で、建築家を育てる教育の分野でも活躍なさっている方です。
教育に携わっている方なので、市民の芸術活動の場であるフォーラムが
使いやすいよう随所に配慮があるなあと思いました。
1階は自由にレイアウトが可能なギャラリー。
可動式の壁で、市民の創作活動の発表の場として利用しやすいようになっています。
その奥にはアトリエがあります。
35人ほどまで入れるアトリエで、工作機器や電気釜などもあり、陶芸や工作などの制作活動に利用でき、
講座をおこなうこともできます。
アートフォーラムさんではここを定期的に一般開放し、自由に創作できる時間を設けています。
アトリエに隣接するフォーラム。
コンサートや講演会、上映会ができる舞台、客席として使うことができる吹き抜けの交流空間です。
主に、美術館の展示が終わったあとの夕刻から貸し出されます。
昼間はここはカフェスペースになっています。「フォーラムカフェ クルール」
お店を開いているのは障害者支援センター「よつばの里」さん。
利用者の方々が接客をしています。
メニューはあったかい軽食やスイーツ
この値段で?と思うくらい充実していました。
また行きたいです。
カフェのところに出口があって、外を散歩できるようになっています。
池を渡って鶴ヶ岡城のお堀跡、以前、児童公園だった場所へ行くことができます。すぐ隣が市民プールになっています。
ガラス窓を多用した開放感ある作りです。
一階をぐるっと回ると、エクステンションギャラリー、通路に展示できるようになっています。
常設展示室には鶴岡市所有の絵画などを季節ごとに展示しています。
こちらは地元の芸術家の作品などを主に見ることができます。
他にも1階には情報コーナーがありネット閲覧や資料をみることができます。
2階には同じく分割して使えるギャラリーがあります。
また、会議室が3室。
音響やプロジェクター、給湯室などあり、芸術活動に関わる講演会や会議など
また、フォーラム使用時の控室や打ち合わせなど多目的に使うことができます。
関心のある方、芸術活動をなさっているかたは
積極的に利用したい、充実した施設だと思いました。
利用に関しては鶴岡アートフォーラムさんまでお問い合わせを
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