台風が近づいてるんですね、知らなかった。
今日の沖縄は曇りの天気で、風はあまり強くありません。
週末は沖縄そばを食べに行こう、って事で沖縄本島中部屈指の人気店、1982年創業の『浜屋』を訪問しました。
当ブログでも、繰り返し話してるんですが、沖縄県民なら誰しも「推し」の沖縄そば屋を持っています。
沖縄そばは、地域密着型で、各地域には必ずと言っていいほど、そば屋がある。
だから、北部には北部の、中部には中部の「お推め」の店があるんです。
自分が、本島中部の友人から初めて教えてもらったのが『浜屋』。
北谷町宮城の海岸近くにある、人気店です。
中部をはじめ、沖縄県民の多くが知っている沖縄そばを代表するお店です。
海とセットになっている印象の店。
外観も絵になります。
席は、座敷にテーブルと、かなりキャパがありますが、いつも満杯で、行列が絶えません。
メニューは、看板とも言える、軟骨ソーキを乗せた「浜屋そば」を中心に、三枚肉そば、中味そば、てびちそばなどがあり。
今回は、軟骨ソーキと、三枚肉、W乗せの「沖縄そば」(大)750円をいただきました。
浜屋と言えばの、豚骨をベースとしたどっしりとしたスープ。
豚の旨さがしっかり感じられて、でも後味はすっきりとした印象でした。いくらでも食べられます。
麺も、浜屋の特徴となっている、縮れが強く入った中太の麺。
食感がめちゃくちゃ良くて、スープとの相性もばっちりです。
(大)を食べたけど、まだ全然いける。
一番ぐっときたのは、この「軟骨ソーキ」。
塩ベースでシンプルに味付けされたソーキは、とろとろ。塩梅も良く、肉の芸術品かと思うぐらい旨い。
初めての方は「軟骨ソーキ」をお薦めです。
三枚肉は、逆にしっかり甘めの味付けで、こちらも美味でした。
これで、麺が永久に食べられます。
最後に触れておきたい「玉子焼き」。
錦糸卵と言うよりも、薄い玉子焼きを1cm毎に切ったような形状。
ルックス的にも彩があって、『浜屋』の特徴にもなっています。
沖縄そばの具としては、玉子焼きは珍しいのですが、薄い玉子焼きにスープが染みて良く合う。個人的には大好きです。
麺、スープ、具とも重厚感ある一杯で、気持ちも満腹になりました。
並ぶのは必至の人気店ですが、沖縄に来たら、是非訪問してほしいお店です。
〈帰り道〉
『浜屋』は、宮城海岸の遊歩道に隣接していて、散歩して帰りました。
遊歩道は、ダイビングしてる人、犬の散歩、デート、スケーター、釣り人など、目的はバラバラでも余暇をそれぞれ楽しんでいる雰囲気があって、とても好きな場所です。
それこそ老若男女、国籍もバラバラの人たちで。
思い思いに、好きな事して過ごしてるのが良いな。
もし、『浜屋』へ行く際には、遊歩道をぶらっと散歩するのもセットでお薦めです。