初スリナム料理! ロッテルダム食べ歩き
2回目のオランダ。
ベルギーで3日間過ごし、一品一品の量が多いこの地域の料理にそろそろお腹も限界が来ていたので,伝統的なオランダ料理以外に何があるか調べてみた。そうすると、なんとも魅力的な料理を知る、スリナム料理!!
スリナムはどんな国?
ラテンアメリカによく行く私にとって、遠くて近い国というイメージ。スペイン語圏やポルトガル語圏は馴染みもあるし言葉が通じるので行きやすいけど、ギアナ3国は植民地支配していた国が違うため、文化的背景も異なりイメージが沸きにくかった。
南米大陸の右肩に位置するスリナムは、約300年間オランダの植民地で1975年に独立した。公用語もオランダ語という、中南米諸国では珍しい国だ。インドやインドネシア、中東圏からの移民も多く、多様な民族・宗教の国だそうだ。そのため、スリナム料理はアジア料理らしさも入り混じっているみたい。独立後もオランダとの関係は強く、オランダの首都アムステルダム(憲法上)の人口の1割がスリナム系移民で占められているらしい。
スリナム料理の「サオトスープ」
私が行ったロッテルダムにもスリナム料理店がいくつかあったが、GoogleMapsで評判の良かったお店に行ってみた。
サオトスープは、鶏肉ともやしとゆで卵が入ったあっさりスープ。白米が付いてきた。味の調整にとろっとしたソイソースなどを持ってきてくれた。
うん、美味しい。お腹にどしっとこないものを食べたかった私が必要としていた食事だった。そしてその安さに驚いた。サオトスープとジュースで8ユーロ。数十年も経済が停滞している日本の賃金・物価に最近の円安で、欧米諸国の物価感覚に取り残されているだけに、この価格帯で食事ができることは驚きだった。とても満足してお店を後にする。
今回行ったスリナム料理店
Warung Mini ROTTERDAM & (AFHAAL) MINI 53
先に店内奥のカウンターで注文・支払いをして着席するスタイル
建築も魅力のフードコート「マルクトハル」
インパクトある建築のマルクトハル。内部のフードコートで今晩の食事をとることにした。軽食で良かったので、魚のフライのサンドイッチを食べることにした。タラ系の白身魚で、予想以上に美味しかった!
お店の脇から2階のテラスみたいなエリアに登れ、座って食べることもできる。
他にもいろんなお店があるので、気分に合わせて気軽に食事ができる。地下にはスーパーもある。
そしてもう一軒まわったのがワッフル屋さん。
もう一つのワッフル「ストロープワッフル」
ベルギーで2種類のワッフルを試したが、オランダのワッフルも忘れてはならない。最近日本でも目にするようになってきたストロープワッフル。クッキーのようなワッフルの間にキャラメルシロップが挟まれたものだ。コーヒーなど温かい飲み物のカップの上に置いて、中のキャラメルが柔らかくなってから食べる。
しかし、ここマルクトハルには焼立てのストロープワッフルが食べられるお店があると聞き探し歩いた。マルクトハル内には2軒のワッフル屋さんがあったが、焼立てが食べられるのは1軒だけ。西側入口の近くにある。予想以上に大きくて食べ応えがあった。
私の好みとしては、最終的にブリュッセルワッフルに軍配が上がったが、焼立てストロープワッフルはなかなか美味しかった。
マルクトハル/Markthal
朝食はカフェで
朝食はホテルから少し歩いたところにあるカフェへ。面白いメニューがあったので注文してみる。
うまいなぁと思ったのが、アボカドを海苔と混ぜた点。アボカドは黒ずみやすいけど、黒い海苔と混ぜれば多少黒くなっていても気にしなくてよい。いずれにしても美味しかったし、最近は「Sencha Lemon Tea」たるものがあり助かっている。
お店情報
Baker&Moore
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