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ちょうどよいという感覚

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fca  斉藤工務店 ✕ 建築家 堀部安嗣
(hit マリナ通り住宅展示場)


fcaとは、
function 機能
comfort 快適
ambience 雰囲気
を表している。


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32坪の面積に収められた3LDKの間取り。
中央の螺旋階段を中心に部屋が配置され、
回遊する動線は空間に広がりを持たせている。


エアコンは各階に1台ずつで計画されている。
部屋はゆるやかにつながっており、フロア全体で
均一に空調されるように考えられている。
ひと部屋に1台のエアコンという発想ではない。
これも、断熱計画がなされているからこそである。


外観は、シンプルな仕上げと素朴な形状である。
デザインを施したといよりも、いろんな要素により
よいデザインが出来上がったという印象を受ける。
庭の木々や、アプローチの植栽に馴染んでいる。


fcaのホームページには以下の記載がある。

「家族4人で暮らしても、夫婦2人で暮らしても、
 1人で居ても、寂しくなく窮屈でもない、
 そして掃除もしやすく適度な収納もある」


家のデザインによって、住まい方を変えていける。
その家は、その時々に、自分に寄り添ってくれる。
自分の体にあった程よい空間が作り出されている。
ちょうどよいという感覚を味わえる空間がある。

デザインについて、考えさせられる家である。


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