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【沖縄移住】5島くらし・医療機関のコト

はいさい!(こんにちは!)
ご覧いただき、ありがとうございます。
東京下町出身・移住8年目に突入した
しましま交流館スタッフです。

過去の投稿「5島くらし・買いもの事情」でも
ご説明の通り、沖縄県内は那覇市に代表される
ような南部の一部地域を除き完全に車社会。

ご自身はモチロンのこと、ご家族・・・
特に小さいお子さんはご年齢や流行によって
病気にかかりやすい時期もありますから
病院については事前に知っておきたいですよね。

そこで今回は
うるま市の島ぐらしで医療機関にかかるには?
実情を踏まえてお伝えしていきます。


近場の医療機関はどのあたり?!

体調不良の時いち早くお医者さんにかかりたいですよね

買い物も本島に頼ることが多いですが
医療機関も例にもれず本島へ通うことになります。

フェリーで渡る「津堅島」には診療所がありますが
車で行ける(陸路でつながっている)離島
「平安座島・宮城島・伊計島・浜比嘉島」には
診療所はないからです。

5島から見て近場にある医療機関は3か所。
本島の玄関口である「屋慶名」をはじめとする
「与那城エリア」内にあるので
車で約30~40分ほどで到着する距離感です。

START地点「海中道路西口」の十字路とした場合の目安所要時間

所要時間(目安)等の注記は「しましま交流館(うるま市島しょ地域交流施設)」にて編集・加工

【出典】国土地理院の地理院地図vector

風邪症状やインフルエンザ等感染症の疑いなど
市販薬で良くならないけれど、大きな総合病院に
かかるほどでもない場合、駆け込むことになる
医療機関と言えます。

総合病院は遠いの?!救急車はすぐ来る??

かかりつけ医の判断など、時に大きな病院に行く
必要があるかもしれません。

総合病院は
うるま市内に「沖縄県立中部病院」
お隣の沖縄市に「中頭病院」
北中城村ライカム向かいに「中部徳洲会病院」
があります。

START地点を「海中道路西口」の十字路とした場合の目安所要時間
近場の医療機関MAPもご覧ください

所要時間(目安)等の注記は「しましま交流館(うるま市島しょ地域交流施設)」にて編集・加工

【出典】国土地理院の地理院地図vector

ちなみに・・・中頭病院の「中頭」は
「なかがみ」と読みます。
移住してきて間もない頃、私は「ちゅうとう」と
読んでいたため、待ち合わせ場所に
辿り着けなかった経験があります(汗)

島の救急搬送はどうなっている?!

緊急事態で救急車を呼ぶことになった場合

津堅は海上保安庁による本島までの船搬送~
本島から救急車。

平安座島・宮城島・伊計島・浜比嘉島は
与勝消防署 平安座出張所から
救急車が来て病院へ搬送されることになります。

また津堅島・宮城島・伊計島においては
救急要請で伝えた症状によりドクターヘリが
来ることもあります。

それでも立地的に本島から離れていますから
救急車到着まで場所によっては20分かかることも。

ただ各地域に心肺蘇生など訓練を受けた
消防団員がいて現地対応が必要な場合は
与勝消防署から指示が出る、といった体制が
整っています。

小児科の場合は?

免疫力アップも大事だけれど・・・

幼児・児童と言われる世代は大人に比べて
免疫力が低いので溶連菌、インフルエンザ、
手足口病など流行すると感染病にかかりやすいと
言われていますよね。

津堅島の診療所は小児科も診療科目に含まれます。

小児科は与勝エリアにはありませんが
市内に10カ所ほど存在します。
具志川エリアであれば、車で40~50分ほど。
同じ市内でも石川エリアは島から遠いので
お隣の沖縄市まで通うご家庭も。

#8000 も覚えておこう!

ちなみに、休日・夜間などお子さんの病気に
どう対処したらよいか
病院の診療を受けたほうがよいのかなど
判断に迷ったときは
子ども医療電話相談(♯8000)
を利用するのも一つの手。

沖縄県の場合、平日は夜19時~翌朝8時、
土日祝・年末年始(12/29~1/3)は24時間
受付しています。

#8000が利用できない場合は
「098-888-5230」にかけてみてください。

たいがいのお子さんがキライな歯医者さん

虫歯と侮るなかれ

最もお世話になる医療機関といえば歯医者さん
ではないでしょうか。

近場の医療機関と同じく与那城エリアにも
買い物ついでに通える具志川エリアにもあります。

よく聞くのは、屋慶名歯科、ちねん歯科なので
車で30~50分ほどの距離感です。

余談ですが・・・島くとぅば(方言)で歯医者さん
のことを「歯屋(ハーヤー)」と言うそうです。

移住者としては「八百屋さん」とか「お花屋さん」と
同じような親近感を覚える呼び方に感じたので
衝撃と同時にクスッとしました!

皮膚科の場合は?

海のキケン生物にも注意!

夏にできる「あせも」は軽い症状のときなら
海に入れば海水で治ると言われていますが
(かくいう大人の私もそれで治った経験アリ)
海水浴時期は「海のキケン生物」も活発な時期でもあります。

ハブクラゲ、カツオノエボシなど海のキケン生物
被害に遭ってしまったら救急の必要がなければ
応急処置の上、皮膚科にお世話になるのが一般的です。

5島から見て一番近くにある皮膚科は
冒頭にも出てきた与勝病院
(皮膚科も診療科目に含む)です。

小児科同様、市内に9カ所ほど存在していて
具志川エリアに7カ所あります。

その他にも産婦人科や整形外科など
お世話になる病院があるかとは思いますが
うるま市は広いでもあるので、市内または
近隣市町村内に大半の医療機関が存在しています。

移住に関する質問は「しましま交流館」へ

愛称は「しましま交流館」

いかがでしたでしょうか?

移住を検討される前、検討中に
リアルな島くらしをイメージいただけるよう
まだまだテーマをわけて投稿していきます。

「〇〇〇の部分をもっと詳しく知りたい!」
といったご質問などなど、お気軽に
「しましま交流館」へご相談くださいね。

それではまた次回。
またやーさい!(またお会いしましょう!)