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漫画 ぷりぷり県

先日、懐かしの漫画『ぷりぷり県』を購入しました

1990年代に流行った漫画で、自らの出身県を愛する人々が織り成す人間模様を描いた「県マンガ」と云われる作品です。

はじまり

主人公つとむは、ぷりぷり県出身で東京の会社に就職した社会人一年生

ぷりぷり県人は県頭巾という布を被る習慣があり会社でも常に身に付けている

東京に強い敵意を持つ主人公つとむ。彼の東京に対する感情はコンクリートジャングル東京砂漠への哀れみか、はたまた都会文明への嫉妬か

相手が埼玉県人だと分かると安心する辺りは東京への劣等感の現れなのかもしれない

ライバルたち

秋田出身のジョーはつとむの愛犬ブルジョア(ぷりぷり犬)に良からぬ感情を示す

気に入らない相手の顔をすぐに叩くつとむ
これはぷりぷり県人特有の行動ではなく、つとむの攻撃的性質によるものだ

対 横浜戦

正月餅太り対決


この他にもつとむが働く五郎商事には、北は北海道から南は沖縄まで様々な県出身のライバルたちが待ち受けている。

ぷりぷり県人のプライドを賭けた戦いは、つとむにどのような影響を与えるのか

多種多様の文化がぶつかり合い、県に属する日本人たちの喜びと哀しみがむき出しになる物語は、現代人が忘れつつある郷土愛を呼び起こす引き金になるのだろうか


参考資料 ぷりぷり県 1巻 (文庫版)

全4巻 1冊619円+税



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