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あなたは今日からナレーター

初めまして。ナレーターの石井しおりと申します。初投稿ですので、簡単に自己紹介をさせていただきますね。

ご挨拶および自己紹介

昭和から平成になる数か月前に、東京都狛江市にて三姉妹の年の離れた末っ子として誕生し、幼少期は家族に溺愛されて(甘やかされて)育ちました。地元の幼稚園・小学校を卒業後、中高はダンス部の活動で「ライオンキング」のシンバや「アラジン」のジーニーになりきり、大学はバイト三昧でアイスクリーム店でハモったり、赤と白のアパレル店で店内アナウンスをしたりしていました。そして、大学卒業後は福岡と北海道の民放テレビ局にて計7年間アナウンサー業に励むも、30歳を目前に新たな道へ進むべく再び東京へ。その後現在に至るまで、日本テレビ「ZIP!」や企業動画などのナレーター業を主としながらも、時折顔を出しての出演やイベント・セミナーのMCなどとしても活動しています。

ざっくりですが、こんな感じの人間です。詳しくは以下のHP、もしくはWikipediaも概ね正確なので(随時更新してくださっている方、いつもありがとうございます)、そちらをご覧いただけますと幸いです。


noteを始めた経緯

さて、今回私がなぜnoteを始めるに至ったのか、少しお話させていただきます。実は数年前からナレーターとしての活動以外に、ナレーションスクールでの講師業、また近頃はマンツーマンでの指導依頼もいただくなど、ナレーターというお仕事についてプロの立場でお話させていただく機会が増えてきました。

その度に多くの質問をいただくものの、時間の関係で全てお答えしきれなかったり、状況によってはその場で回答するのが難しかったりする内容のものもあり、そういったものをこのnoteを通してお伝えできればと思い発信してみることにしました。ただし、以下に述べるのはあくまで【個人の見解】ですので、ご自身で情報の取捨選択をしていただいて、参考になりそうな部分だけ頭の片隅に残していただけましたら幸いです。

「どのようにしてナレーターになるのか」

これは、スクールに通われる皆さんが最終的に最も知りたい情報ではないでしょうか。私自身も学生時代にアナウンススクールに通っていた時に一番知りたかったのは、究極のところ「どうしたらアナウンサーになれるのか」でした。

ただ、アナウンサーとナレーターが大きく違う点として、アナウンサー(フリーアナウンサーを除く)になるためには各テレビ局が実施する採用試験に必ず合格しなければなりませんが、ナレーターはそうとも限りません。さらに、コロナ禍という未曾有の危機を経てナレーター業界も進化を遂げ、実は今や誰でもナレーターになれる時代になったのです。

「ナレーターになるんだ!」という気持ちと、以下にお伝えする行動を今すぐ実践できるならば、ナレーターになることは誰でもできるのです。

ナレーター業界の進化

コロナ禍でナレーター業界がどう進化したのか。ベン図で表すならば、一つ円が増えたイメージでしょうか。

コロナ禍を経て進化したナレーター業界

私のように事務所に所属しているナレーター(黄色)と、フリーランスで活動しているナレーター(ピンク色)、そしてこの約3~4年で存在感を増し、圧倒的な広がりを見せたのが「宅録ナレーター」(青色)の皆さんです。

ウイルス蔓延に伴う収録スタジオの閉鎖や、マイクやオーディオインターフェースなどの収録機材が個人でも容易に手に入れられるようになったことなどから、「宅録ナレーター(自宅で音声収録ができるナレーター)」という新たな属性が確立しました。この宅録ナレーターには、環境さえ整えられれば誰でもなることが可能です。

クラウドソーシングの活用

収録環境についてはまた次回以降のnoteでご紹介していきますが、その環境さえ整えることができたならば、もうナレーターになったも同然です。クラウドソーシングサイト(ココナラ、ランサーズ等)に登録して、どんどんお仕事に応募していけばよいのです。(※たまに変な案件もあるようなので、ご注意を。)

指名で依頼が来るようになるまでにはかなり個人差があると思いますが、とにかく諦めないことです。次第に、信頼してくれるクライアントさんを獲得することができ、価格設定も上げられるようになるはずです。(これは事務所に所属するナレーターも同様なので、自戒の念を込めて。)

未経験だからこその魅力

もちろん、自身でナレーション技術および収録技術を高めていく努力、クライアントさんの要望に応えられるように自分の表現の引き出しを増やしていく努力も必要ですが、CMなどの雰囲気が求められるナレーション案件では意外と未経験の方の方が採用されるなんていうこともあります。

例えば、未経験の方だからこそ出せる素直さ(≒素人感)というものはプロになってしまうと意外と難しいものなのです。(もちろんプロになっても表現できる方は沢山おられますが、少なくとも私は苦手です、、、)つまり、言ってしまえば今がチャンスかもしれません!

ただ、いざクラウドソーシングサイトに登録して動き出すと、また別の難しさを感じたり、今まで出会わなかった自分の癖や課題が見えてきたりします。でも、それは間違いなく次のステップに進めた証です。どう修正していくかも重要ですが、「自分の強み」を明確にしていくことも忘れてはいけません。その辺りについては、また別の機会にお話しさせていただきますね。

最後に、皆さんにお伝えしたいこと。「自分を信じてあげられるのは”自分だけ”」です。ぜひ勇気をもって、一歩踏み出してみてください!最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

(そして、もしよろしければページ上部の左サイドにある♡を押していただけますと今後の励みになります…!ありがとうございます。)

ナレーター 石井しおり


お知らせ

現在、ナレーターとして活動したい方ナレーション技術を高めたい方向けに、マンツーマンでのオンラインレッスンを開催しています。居住地はもちろん、年齢や経験の有無も問いません。

「地元企業のテレビCMを読みたい」「報道番組のナレーションがしたい」といった個々のご希望に合わせたオリジナルレッスンをご提供いたします。

アナウンサー試験を検討されている方司会者の方、ビジネスの場でプレゼンの機会が多い方など、人前でお話しされる機会がある方もご要望に合わせて対応させていただきます!まずはぜひ体験レッスンからお試しください。

ご相談やお問い合わせは、以下SNSのDM、もしくはanchor2024.japan@gmail.comまでお気軽にメッセージをお送りください。



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