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世界遺産 コルドバ歴史地区

スペイン南部アンダルシア州に位置するコルドバでは、その旧市街地全体がコルドバ歴史地区として世界遺産に登録されています。

8〜11世紀頃の後ウマイヤ朝時代に広がったイスラム教の文化を色濃く残しつつ、それらが後に勢力を回復したキリスト教の文化、さらにはユダヤ文化と混ざり合い、深くユニークな歴史と美しい情景を持った街です。

コルドバ歴史地区内の「メスキータ」はスペイン最大のイスラム教モスクとして知られています。コルドバは花の都とも呼ばれ、街中はどこも美しく飾られており、特にユダヤ人街に位置する「花の小径」と呼ばれる細い通りは、通りの先にメスキータを望むその美しい景色が有名です。

旧市街地はほとんど徒歩でまわることができるので、石畳の小道を散策しながら、複雑で豊かな文化背景をもつコルドバの雰囲気を味わうことができるでしょう。

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