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奥田民生、阿部義晴、バンドブーム。

私の大好きなバンド、ユニコーン。
周囲の友人達はバンドの名前すら聞いたことのない、親より歳上のおじさんバンドである。


約1年前、YouTubeで偶然奥田民生の歌唱動画を見てから、その歌唱力と飾らない雰囲気にすっかり虜になり、巡り巡ってユニコーンに辿り着いた。今ではFCに入会し、毎度ツアーに足を運ぶまでとなった。



元々流行りに敏い方ではないのだが、現在大ヒットしてるJ-POPや世界的に流行のK-POP、若者に人気のボカロや歌い手等、全く見向きもせず、最年少が56歳の正真正銘おじさんバンドをとんでもない熱量で追いかけているものだから、友人たちには完全に変人と思われているが、それならそれでいい。


 
前置きは終わりにして、ここからが本題。
今までもユニコーンの記事をいくつか書いてきているが、ここではバンド全体のことというより、奥田民生とABEDON(阿部義晴)、ユニコーンのメインボーカルである2人の話をしようと思う。



ユニコーンは全員が作詞作曲をし、全員がボーカルを取るというイレギュラーかつハイスキルなバンドなのだが、中でも民生さんと阿部さんはビートルズでいうジョンとポールだ。歌唱部隊の二本柱であり、歌において重要なパートを担うことの多い2人である。


 
2004年生まれの私からすると、1965年生まれの民生さんは39歳、66年生まれの阿部さんは38歳上。
父親だったとしても全くおかしくない年齢差。当然私は、この2人がおじさんになってからの姿しか見たことがない。


現在リアルタイムで見る、歳を取って柔らかな雰囲気になり、可愛らしさ、渋い色気とかっこよさ、そして積み上げた経験から得た確かな実力と余裕を兼ね備えたお姿も本当に素敵なのだが、私の生まれる遥か前、80年代後半~90年代前半。彼らがまだ20代のころ。
そのときの民生さん、阿部さんはどんなお姿だったのだろうと、定期的にYouTubeを開く。
そしてその度、彼らに度肝を抜かれることになるのだ。



若かりし民生さん、阿部さんの歌唱力がよくお分かりいただけるであろう動画、89年から90年のカウントダウンライブの映像である。

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