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自宅が英語圏に変身!?英語ライブストリームの世界

こんにちは、英語学習者のための検索エンジンNitehina Searchを運営しているぷにです。

日頃から日本人がどうしたら英語力を高められるか悩み考え、その成果をnoteやtwitterで還元したいなと思って記事を書いております。

僕が考える、日本人が英語を苦手としている理由は

① 英語と日本語の違いが大きすぎる
② 日本人のシャイで失敗を恐れがちな性格
③ 国内で英語を使用する機会が無い、そもそも英語に触れる時間が少ない

の3つです。
①②の問題を一朝一夕で解決することは難しいですが、③に関しては今日からすぐに取り組むことが出来ます

よって本記事では③の、特にインプット部分の問題を解決するために、日本にいながら英語漬け環境を構築する方法を紹介していこうと思います。

英語漬け環境を作るために一番簡単な方法は、海外の英語Live Stream Channelを視聴することです。なぜLive Streamかというと、24時間つねに放送されているので流しっぱなにして英語のシャワーを浴びることができるからです。

24時間Live Streamには、いつ訪ねても優しく迎えてくれる実家の様な安心感があるのです。

さて、この記事では無料で視聴できる21個のYoutubeライブチャンネルを紹介します。有名なものからマイナーなものまであるので、意外なお気に入りチャンネルが見つかるかもしれません。

ちなみに僕の個人的なおすすめチャンネルは、
・NHK WORLD(日本)
・ABC NEWS(アメリカ)

です。

ひとつのチャンネルを視聴しまくるもよし、お気に入りをいくつかキープしてローテーションをするもよし。自分なりの方法を確立してみてください。


🇯🇵日本

・NHK WORLD

NHKが放送している国際チャンネル。
今回紹介する英語チャンネルの中では一番のおすすめ放送
なんと言っても日本関連コンテンツが多いので内容を理解しやすい。

ニュース以外にも様々な番組があり、テレビを見る感覚でずっと流しっぱなしにして楽しめる。TOEIC700点レベルの英語力があれば、ほとんどの番組をおおむね理解できるでしょう。

複数いるアナウンサーの発音は概して聴きやすい。
ナレーターや海外特派員の中には日本語訛りの強い英語を話す人もいるが、数ある英語のバリエーションのひとつとして楽しもう。

🇸🇬シンガポール

・CNA

シンガポールのニュースメディアCNAのチャンネル。欧米メディアとは違い、アジアの視点からニュースを発信する。

独自の訛りと語彙を持つSinglishで有名なシンガポール英語だが、近年は政府が「正しい英語を話す運動」を開始し、標準的な英語を使用するよう推進している。

その手本となるべきアナウンサーの英語は癖が無く非常に聴きやすい発音で、個人的にはアジア人がお手本とすべき英語だと思う。

CNAはアジア関連のトピックを中心に扱っているので、身近な国のニュースが多く欧米の放送よりも理解が進む。

🇨🇳中国

・CGTN News

国営テレビ局中国中央電視台のチャンネルだが中華色は意外と少ない
ロンドンやワシントンなどから現地のキャスターが配信している番組が半分以上を占めるからだろう。

中国国内ニュースよりも国際ニュースの方が多め。ネイティブスピーカーが担当する番組が多く、英語に関しては欧米のメディアと同じレベル感。

🇰🇷韓国

・Arirang TV 'World'

韓国アリラン国際放送のストリーミングチャンネル。ニュースだけでなく、文化、ドキュメンタリー、ビジネス、娯楽番組と多彩な内容をカバーする。

歌番組を頻繁に流しているので、日本ではまだ知られていないK-POPアーティストを発見する楽しみもある。

音声が韓国語で英語の字幕が付く場面が結構あるので、ずっと英語音声を聞いていたい人にはマイナスポイントだろう。逆に韓国語も勉強しているという人には一挙両得のチャンネルといっていい。


🇺🇸アメリカ

アメリカ人向けに制作されている番組なので高い英語力だけでなくアメリカ文化、政治、経済などの知識が要求される。日本人英語学習者にはどのチャンネルも多少ハードルが高めだろう。

しかし、そのハードルの高さもアメリカへの興味、あこがれ等があれば、あとは映像の力で乗り越えられるレベルなので敬遠せずに一度挑戦してみてほしい。

・ABC News

ニューヨークに本社を置くニュース制作子会社ABCのチャンネル。アメリカNo.1ストリーミングニュースを標榜している。オーストラリアのABC Newsとは別物。アメリカ国内、国際ニュースをカバーする。

今回紹介するアメリカのストリーミングサービスの中では比較的エンターテーメント性が高く柔らかめのニュースも多いので、まずはこのABC NEWSから視聴してみるのもいいだろう。

AMERICA THIS MORNING」のような複数人のプレゼンターが小気味よく次々に朝のニュースを伝える番組は、日本の朝のニュース番組構成と似ていて馴染みやすい。

お昼から夕方にかけては「GMA3: What You Need to Know」のようなショー形式で大勢の出演者がワイワイするにぎやかな番組を流している。日本で言うワイドショーに近い構成で気楽に視聴できる。

・NBC News

ニューヨークに本社を置くニュース制作子会社NBCのチャンネル。国内ニュースを中心に、国際ニュースもカバーする。内容はABC Newsと比較すると硬め

ジャーナリストのジョシュア・ジョンソンがスタジオで専門家に鋭く切り込む「NOW Tonight with Joshua Johnson」のような、ひとつのテーマについて掘り下げる番組が人気。

・LiveNOW from FOX

ニューヨークに本社を置くニュース専門放送局のチャンネル。国内ニュース中心に放送している。

キャスターが交代で24時間ひたすら主に国内ニュースを伝える形式。アメリカのニュースをノンストップでひたすら見たいという人にはピッタリ。

・Bloomberg Global Financial News LIVE

投資好きにはお馴染みのBloombergのストリーミングチャンネル。
刻々と変化するアメリカのマーケット情報を中心に詳細なデータを逐一更新してくれる。
リアルタイムでの市況解説だけでなく、ビジネスニュース、実業家へのインタビューなど多彩なコンテンツがあるので投資をしてない人でも楽しめる。

🇬🇧イギリス

イギリス英語には「エレベーター lift(米語:elevator)」、「1階 ground floor(米語:first floor)」などの様な米語の語彙とは違う部分があるので、その違いを楽しもう。

・Sky News

英国のスカイが運営するニュース専門局。イギリスの国内ニュースおよび国際ニュースをカバーする。基本的に一人のキャスターが次々とニュースを映像で伝えていくスタイル。

単に連続でニュースを紹介していくだけでなく、特集のような深く話題を掘り下げていくコンテンツもあり、知的好奇心が満たされる。
番組の話者の英語は米語に慣れている人でも聞き取りやすく、この英語を真似していれば世界中どこへ行っても戦えるだろう。

・GBNews

主にイギリス国内ニュースを放送するチャンネル。
スタジオで複数のメンバーがワイワイする雰囲気が日本のニュース番組を感じさせるため、親近感がわく。

イギリスの国内ニュースに興味があって、標準発音である容認発音(Received Pronunciation, RP)に耳を慣らしたい人にはいいだろう。


🇦🇺オーストラリア

・ABC News

オーストラリアのABC Newsがオーストラリア国内、国際ニュースを伝えるチャンネル。アメリカのABC Newsとは別物。

オーストラリア英語と聞くとtodayをトゥダイと発音するイメージを持つ人もいると思うが、ABCのアナウンサーにはそのようなコテコテな訛りは無く聞き取りやすい。

時々、一般人へのインタビューで訛りが強い人も登場するので、生のオーストラリア英語に触れることも出来る。


🇮🇳インド

独自の訛りで有名なインド英語。一般的に各国ニュースのアナウンサーはニュートラルで訛りのない英語を話すことが多いが、さすがカレーの国インドはそんなに甘くない。

・WION - Latest English News

インド訛りの英語を全身に浴びまくりたい僕らのための入門編といってもいいチャンネル。国際ニュースをインド英語で聴きたい人向け。

早口のインド訛り英語を容赦なく叩きこんで来るが、慣れれば意外と理解できていることに気づく。もうインド英語以外では物足りない体になってしまってもコチラは責任をとれない。もしそうなってしまった場合、次に紹介するIndia Today LIVE Newsに進んでほしい。

首都に拠点を置くこの多国籍英語ニュースチャンネルはインド英語に慣れる入口としておすすめ。

・India Today LIVE News

WIONでインド英語に慣れた者がさらなる印度成分を求めて最後にたどり着くのがこのチャンネル。ほかのインド英語放送よりも、さらに英語学習者に試練を与えてくれる。

話者がヒンディー語で喋ってると思ったら、実は英語だったという現象が度々生じるのがこのチャンネルの面白いところ。
さらに英語だと思って真剣に聞いていたら、ヒンディー語でまくしたてていたという変化球も飛んで来るので油断ならない。

普段あまり見聞きしないインド国内の話題が、さらに聞き取りの難易度を上げてくるので一種の修行として取り組む姿勢が必要だろう。

🇪🇺欧州放送連合

・Euronews English Live

欧州放送連合がヨーロッパの視点でニュースを伝えるために作られたEuronewsのチャンネル。ヨーロッパの話題を中心に国際ニュースを放送する。

ヨーロッパの人が話す英語は非ネイティブにとって、ネイティブが話す英語よりも分かりやすい場合が多い。アメリカやイギリスのネイティブ向けチャンネルに挑戦する前に、このチャンネルで肩慣らしをするのもいいだろう。

・Africanews english Live

Euronewsのアフリカバージョン。アフリカ、国際、ビジネス関連のニュースをアフリカの視点で放送している。基本的にキャスターが画面に現れないというスタイルのようだ。

日本にいるとアフリカのニュースが取り上げられることは少ないので、私たちが今のアフリカの現実を知る機会はほとんどない。このチャンネルを見れば、いかに日本までアフリカの情報が届いていないかを実感するだろう。

🇫🇷フランス

・FRANCE 24 English

フランスの公共放送の英語チャンネル。フランス国内、ヨーロッパやアフリカを中心とした国際ニュースを主に放送する。
フランス訛りの強い英語を話す話者はほとんど登場せず非常に聞きやすい。

🇩🇪ドイツ

・DW News livestream

ドイツの公共放送の国際ニュースチャンネル。ドイツ版BBC NEWS、FRANCE 24を目指して開始された。ヨーロッパニュースを中心として世界中のニュースをカバーする。

キャスターが一人の識者をスタジオに招いて、ひとつのトピックについて掘り下げるコーナーがあるのが特徴。ただただアナウンサーがニュースを紹介するだけの番組が苦手な人にはこのチャンネルが向いているかもしれない。

🇹🇷トルコ

・Watch TRT World

トルコ国営放送局が運営する公共放送国際ニュースチャンネル。トルコ、ヨーロッパ、アフリカ、西アジア、南アジアを中心とした世界的なニュースを放映している。

キャスターとゲストがひとつのテーマに関して語り合うコーナーがあり、じっくり対話を聞いて英語力を伸ばしたい人にはいいチャンネル。
他の欧州のチャンネル同様、全体的に訛りが少なく聞きやすい。

🇶🇦カタール

・Al Jazeera English

カタールのドーハにあるアルジャジーラメディアネットワークのチャンネル。国際ニュース、特に日本ではあまり流れない中東のニュースも扱う。
これまでに150以上の賞を獲得している評判の高い放送局でもある。

イギリス人やアメリカ人のネイティブな英語に加えて、各国のノンネイティブの英語も聞ける。おしなべて聞きやすい英語なので、中東方面に興味がなくても食わず嫌いせず一度視聴してみてほしい。

🇳🇬ナイジェリア

・Channels Television Live Stream

多くの賞を受賞しているナイジェリアのChannels Televisionが運営するメディア。ナイジェリア国内ニュースを主に放送している。

Foreign Dispatches」というニュース番組では海外ニュースを専門に報じている。個人的にこの番組の眼鏡をかけた女性キャスターの発音がきれいで大好きなので、視聴中に出会えたら嬉しい気持ちになる。

🇺🇬ウガンダ

・UBC NEWS TONIGHT

ウガンダの国営放送局のチャンネル。ほぼウガンダ国内のローカルニュースを配信。
日本に暮らす私たちには全く関係のないニュースばかりだが、アフリカの今を知ることができるメディアとしてたまに覗いてみるのも良いだろう。


最後に

いかがでしたか、あなたのお気に入りのチャンネルは見つかりましたか?
世界がますます混沌とするなかで、複数の情報ソースを持っておくことが強みになる時代だと感じています。

英語学習という観点からも、英語ライブストリーミングは既に知っている英語知識を強化する助けになると確信しています。普段テキストで学習していた単語・表現をライブチャンネルで耳にした瞬間、それは輝きを放ち、あなたの頭の中で生きた表現として強く記憶に残るでしょう。

ぜひ机上の学習とライブストリーミングを英語学習の両輪としてみてください。

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