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「自分軸」=「自分勝手な人」ではない。他人軸と自分軸の違い

「今の苦しみから抜けるために、『他人軸』の傾向をやわらげていきましょう」という話をよくするのですが、
「自分軸の人って自分のことしか考えていない気がします」
「親が自己中心的で自分軸だけど、あんな人になりたくないです」
という反応をよくいただきます。

「自分軸」と「自分勝手」はまったくの別物ですし、「自分勝手・自己中心的」な人はむしろ「他人軸」です。
イラストと文章で簡単にまとめました。

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「あんたのためを思って言ってやってるのに!」とブチ切れる親とかは自分軸では全然ありません。

「自分の思い通りに子供が動かないことに腹を立てている=自分の機嫌を子供にとってもらおうとしている」ので、自分勝手であり、他人軸です。

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この画像をTwitterに上げた時に「ご飯を作ってもらって美味しいとかありがとうとか言えない人の方がおかしい」的な反応があったのですが、そう思うのであれば「ご飯を作ってもらって美味しいとかありがとうとか言えない人とは離れて、美味しいとかありがとうとかちゃんと言ってくれる人を探して一緒にいればいい」んですよね。

「そういう習慣がない人」に対して「どうして私のために変わってくれないんだ」とキレるのはやはり他人軸であり、自分のために相手を変えること=自分のことしか考えていません。

また、「昔は言ってくれたのに言ってくれなくなった」のであれば、「慣れるとそういうことを言わなくてもいいと思っている価値観の人」なのです。
「そういう人」なのだから、変えることはできません。
どうしても嫌なら、相手に伝えたり話し合えばいい。
話し合いができないなら、離れればいい。
もちろん、これからもずっと我慢し続けるのも自由です。

「こうするのが普通、こうするのが礼儀、こうするのが正しい」と思ってそれを相手に押しつけていると人は心を病みます。
もちろん押しつけられている方も病みます。

自分の人生も、一緒にいる人も、自分で選べます。
自分が幸せになるために、自分が心地いいものを選んでください。
もしくは、あなたが「大切だと思っている人」を幸せにするために。

ここに書いてある通りにしないのもまた自由です。
誰かの言う通りにする必要はありません。
人生は自分で選べるのですから。

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