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【第8回】フルート奏者、鎌田彩女さんにインタビュー!

全メンバーを紹介する音楽家インタビュー
今回はシュトラウスの13管楽器と木管五重奏を演奏する
フルート奏者、鎌田彩女さんの記事です!

鎌田さんは、今回13管楽器と木管五重奏のフルート奏者として演奏会に参加します。中学生から始めたフルートをはじめ、現在まで、鹿児島をのみならず、フルートを通じてさまざまな演奏活動を行なってきました。

それではどうぞ!

筒に息を吹き込む…シンプルなつくりのため
フルートは大昔から人々に親しまれてきました。

Q: 音楽を始めたきっかけは何でしたか?
A: ピアノが好きで小学生の頃から習っていましたが、中学の吹奏楽部でフルートに出会いました。色々な楽器を試しましたが、フルートで1番綺麗な音を出すことができると感じたんです。

Q: 好きな音楽について教えてください。
A: ロマン派のシューベルトやブラームスの旋律の美しさには心が揺さぶられます。また、モーツァルトやバッハの音楽は何度演奏しても新たな発見があります。

Q: 今までで1番良かった演奏会は何ですか?
A: フランクフルト放送交響楽団が来日した時の演奏会が1番印象深いです。グリンカのルスランとリュドミラ序曲、アリス=紗良・オットさんのゲスト演奏でのチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番、そしてブラームスの交響曲第1番など、聴き逃せないプログラムでした。

Q: アンサンブルの魅力について教えてください。
A: アンサンブルでは、各楽器の個性が合わさったときの音色の重厚さが魅力です。ソロとは異なるアンサンブルならではの響きや響き合いが、音楽の奥深さを引き立てます。

Q: 自分の楽器の好きなところについて教えてください。
A: フルートは自分の息が空気の振動となって響く、奥深い楽器だと思います。柔らかくて煌びやかな音色を奏でることができます。

Q: 演奏活動の目的を教えてください。
A: 私の演奏活動の目的は、会場で生の演奏を聴いていただくことです。その場の空間や楽器の音色、演奏者の姿をリアルに感じていただき、音楽を楽しんでいただけるきっかけになればと思っています。

ありがとうございました!

鎌田さんはフルートの奥深さに魅了され、幅広い音楽活動を通じて成長してきました。鎌田さんは、聴いている方に良い音楽を届けられるかを常に考え、真摯に作品に取り組んでいます。聴きに来て頂いた方々にとって、鎌田さんの演奏が特別なひとときとなることを願っています。

鎌田彩女
鹿児島県立松陽高等学校音楽科卒業。上野学園大学 演奏家コース卒業。 第63回全日本学生音楽コンクール北九州大会 第3位。 第64回同音楽コンクール北九州大会 第2位。 第62回南日本音楽コンクール管打楽部門 大学・一般の部 優秀賞。 ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 2014、BS-TBS 日本名曲アルバムTV 等に出演。 第35回霧島国際音楽祭 ポール・エドモンド=デイヴィス氏のマスタークラスを受講、霧島国際音楽祭賞受賞。 第31回鹿児島新人演奏会、第42回日本フルート協会主催デビューリサイタルに出演。薩摩フルートの会会員。鹿児島県にて演奏活動を行っている。 フルートを橋本さゆり、中島真理子、三上明子、安原三保子、北川森央の各氏に師事。 室内楽を原田禎夫、佐々木祐子、松本健司、吉野直子の各氏に師事。

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