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ホトケ女子(安達えみ)の自己紹介

プロフィール

静岡県出身。
2014年に奈良が好きすぎて東京から移住、フリーランスになる。デザイナー、イラストレーター、ツアーガイド、イベントプロデュースなどジャンル不問。イベント時などは「ホトケ女子」の名で活動している。KCN「ホトケ女子のぶらりまいり」の出演・構成を担当。
≪HP≫http://nuribotokeshoten.tumblr.com/

いつも使っているプロフィール。自分で見てもフワッとしているし、結局、何やってる人かよくわからない。怪しい。
はじめての人と会う時の自己紹介も面倒くさい。自分の名刺は肩書いっぱい。正直、肩書いっぱいの奴なんか信用してはいけない。軽く流すべきである。いちいち話すと長くなるので、自己紹介は大体「デザインとかガイドとかやってます」と言っている。

奈良に来るまでの話

東京造形大学 造形学部 デザイン学科 卒業
株式会社ガイナックス 入社
奈良移住 フリーランスに

こちらがざっくりした経歴。一応、美大は出ている。ただ、"自己推薦"という自己矛盾を抱えた日本語にピッタリのぼんやりした受験方法で入学したため、モヤッとした4年間を送る。

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そして就職。美大生の割に真面目に就活をしたものの、1社しか受からず。それがアニメ制作会社のガイナックスだった。友人に「知らないと思うけど、ガイナックスって会社に入ることになった」と言ったらすごく驚かれた。意外とみんな知ってるんだな。アニメの制作現場で、制作進行として働く。制作進行の説明をするとき、「『サザエさん』に出てくるノリスケさん的な仕事で、イササカ先生が20人くらいいるような状態」と言っている。ちなみに、この時期死ぬほど働いたので、今、仕事がどこまで忙しくなったとしても平気である。(上記の画像「グレンラガン」に制作進行として関わっているので、クレジットにも名前が出ている。)

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その後、(話せば長くなるが)いろいろあって、鳥取県米子市で開催する映画祭の立ち上げと運営に携わる。あ、これもガイナックス内での話。シャッター商店街を活気づけるために、鳥取県外から100名以上のゲスト・スタッフを呼び、数日間に渡って映画祭を開催。私は月1の米子通いを4年間続け、イベントの統括として動いた。そういえば、記念すべき1回目の映画祭のときには、Official髭男dismも地元バンドとして参加していた(現場が忙しすぎて会ってもいないけど)。

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名前も知らずに入った会社だったが、ガイナックスでの8年間で得たものは大きい。美大時代よりもよっぽど価値観変わったし、周りに変な知り合いも増えた(笑)。ガイナの人たちは、仕事をしているというよりは自分がオモロイと思ったことをしている。ついでに言うと、オモロイことをするために偉い人に頭を下げる、なんてことはしない。社内は年功序列とかないし、新人だろうが何だろうが、仕事したいやつ、できるやつのところに仕事が集まる。そのため、いろんな謎の経験をたくさんさせてもらったし、「とりあえず何でもやってみる」精神はこの時に培われた。

そんなこんなで、2014年に奈良へと移住するのである。


なんでもやります

あるとき、気づいたことがある。それは、自分の顔は本人より周りの人の方が圧倒的に多く見ている、ということ。毎朝、鏡の前に立つとはいえ、家族や職場の人の方が私の顔を見ている時間が長い。当たり前だろと思うかもしれない。それが何だと思うかもしれない。でも実は、そこに仕事のヒントがある。
似合う髪型・メイク・服装、自分でいろいろ模索してもなかなかうまくいかない。そういう時は、素直に周りに聞いてみればいい。自分よりも自分の顔を知ってくれている人たちに、何が似合うか、聞いてみればいい。
仕事も同じだと思っている。自分自身やりたいことはある、やってみたいこともある。ただそれはあくまでも自分目線。周りから「こんなことやってみない?」と声をかけられることがある。それは相手が自分に何らかの可能性を感じてくれている証拠。失敗しそうなやつに声なんかかけない。そこが、私にとっても最大のチャンス。周りの人が私の可能性を広げてくれる。
だから、なんでもやる。仕事としてご依頼いただいたら、なんでもやる。無茶ぶり大歓迎。今までも、ガイドはもちろんのこと、テレビ番組の出演、討論会のコーディネーター、神社のCM制作、某着ぐるみの中の人などなど、様々な依頼を受けてきた。
自分の限界を自分で決めない。だから、人生どう転がっていくかわからず、それがまた楽しい。


取材してもらった

上で書いたように、奈良へ来てから色々と活動をしているのだが、いくつか取材をしていただいたのでご紹介。読めば読むほど、私が何をやっている人かわからなくなる可能性もあるが…。
こんな感じでも生きていけるのか、そう思っていただければ幸い。

01.デイリーポータルZ(2015)
 「知り合いが奈良でホトケ女子を名乗りはじめた」
   https://dailyportalz.jp/kiji/150721194115

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02.奈良GALA
   https://nara-gala.jp/?p=ci_adachiemi

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03.FINDERS(2018)
 昔ガイナックス、今は奈良で「ホトケ女子」なフリーランサー
 |幸せに生きるためのおカネと働き方のリアル    
 https://finders.me/articles.php?id=559

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