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《日体大で過ごした10年間》4年 野伏莉奈

こんにちは!
今回noteを担当させていただく4年野伏莉奈です。

あっという間に最後のnoteが回ってきてしまいました。
長いようで短かった、短いようで長かった私の大学4年間。今回のテーマは「おわりはじまり」ということで私の想いを綴ってみたいと思います。

私はサッカーを始めて16年。そのうち日体大でサッカーをしたのは約10年。サッカー人生の半分以上をこの日体大で過ごしてきました。
この10年間毎日のように当たり前にこのグラウンドにきている日々が終わろうとしてることが怖いです。ほんとに怖いんです。だって日体大でサッカーすることが生活の中心だったから…

そして16年続けてきたサッカー人生も今年で引退します。本当はサッカーをまだまだ続けたい。そんな思いもありましたが、私は大学生活でサッカーに区切りをつけます。そして卒業後は自衛隊に入隊し新たな挑戦をするという道を選択しました。

『サッカーで埋め尽くされた16年間』
大学では楽しかったこと嬉しかったこともたくさんありましたが、正直辛いことのほうが多かった気がします…後悔が残っているわけではないですが、もう少し自分に厳しくできたのかな。今はそんな風に思っています。
日体大にはインカレやなでしこリーグの舞台に憧れて自分もここで活躍したいという強い気持ちを持って入学しました。インカレやなでしこリーグは中高生の頃からずっとスタンドで歌って応援していていつかは自分も!と夢に見た舞台でした。しかしその舞台も私は夢のまま、憧れのままで終わってしまいました。

現実的に厳しい状況下にいたけども、もっともっと自分と向き合って自分と戦っていれば今頃インカレのメンバー30人に入っていたかもしれない。弱音を吐かずに、我武者羅にやっていたらもっともっと成長できてたかもしれない。
まぁけどこればっかりはもう現実を受け止めるしかありません。

『大学4年でぶつかった壁』
今シーズンは正直たくさん悩み苦しみました。
楽しいこともあったけど、
私たちのサッカースタイルって何?
サッカーの本質楽しめてる?
自分に自信持ってプレーできてる?
こんなことを自分に問いかけてみると、、、
考えれば考えるほど訳わからなくなりました。

チームの雰囲気やメンタル維持などに目を向け過ぎてたのではないか。もっともっとサッカーのレベルをあげれたのではないか。

シーズンを通して悩み続けましたが、最後まで戦い続けることができたのは素晴らしい仲間たちのおかげです。どんな時も手を取り合って励まし合って自分たちならできる!と信じてやり続けてきました。

最終戦では長期離脱をしてリハビリを頑張って復帰した智恵とも一緒に試合に出ることができました。そしてずっと一緒に頑張り続けてきた早彩の今シーズン初ゴール。
心にぐっときたし、本当に嬉しかったです。
たくさんたくさん辛いこともあったけどこの最高な仲間たちと戦えた最高の時間は私にとっての財産です。

『インカレに向けて』
関東リーグが終わって約1週間後にインカレのメンバー発表がありました。
そして新たなBチームがスタートしました。
四年生としてチームを最後まで引っ張らないといけないのに、何のために練習しているかわからなくなってしまっている自分がいました。
何を目標に練習に取り組むべきか、自分にできることは?そんなことを考えていると練習に行くのが苦でしかなかったです。挙げ句の果てには自分に対してより、環境や他者にベクトルが向いてしまっていました。

しかしそんな時仲間に、
「最後なんだから楽しもうよ」
「そんなイライラしてても時間の無駄だよ」
そんな言葉をもらいました。

自分を見失っていました。
今インカレメンバーに入ってないことだって自分の努力不足だし実力不足。今の状況を変えることなんてできないのに弱音を吐いていた自分が馬鹿馬鹿しくなりました。

だから私は残りの1ヶ月何があろうと全力で楽しんでやろうと思いました。
何のために練習きてるかって?
今はだいすきなみんなに会うことをモチベーションに。そしてみんなに情熱を与えるために毎日グラウンドに行っています。

今日は12月6日。インカレ決勝までちょうど1ヶ月。長くても後1ヶ月でこのチームを去ることになります。時間は止まってくれません。だから1日1日自分がチームにできることを考え行動していきたいと思います。
インカレはメンバーだけの力ではなくメンバー外の頑張りが大切です。チーム全員で日本一を取りに行くためにBチームも練習から手を抜かず明るく元気よく良い雰囲気でそして強度の高い練習を自分たちでやっていこう!!
きっと私たちの頑張りがメンバー30人のパワーになる!!

悔しくて辛いこともあるかもしれないけど後輩たちには腐ってほしくない、そんな思いがあります。みんなは私からしたらキラキラ輝いていていつも元気をくれる自慢の後輩です!!
まだまだ今が終わりじゃないしはじまりだよと伝えたいです。

サッカーで学び成長できた16年間。
ここまでサッカーを続けさせてくれた両親。そして今まで出会ってきた仲間たち。監督、コーチ。たくさんのありがとうでいっぱいです!! 

私は、サッカー選手としておわりを迎えますが新たな人生のはじまりとして自分に自信と覚悟を持って生きていきたいです。

長くなりましたが、大好きな仲間と過ごせる残りの1ヶ月を全力で楽しみ、最後は笑って日体ライフを終われるようにしたいです!

まとまりのない文章でしたが最後まで読んでいただきありがとうございました。
今後とも日体大SMG横浜、日本体育大学女子サッカー部の応援よろしくお願いします!

#おわりはじまり

⚫︎プロフィール
野伏莉奈
・4年
・経歴
日体大FIELDS横浜u15 BieneAoba
→日体大FIELDS横浜u18
→日本体育大学

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