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他大学の大学院を受けるということ1

 大学を卒業した後の進路といえば就職や大学院への進学が挙げられる。さらに大学院は基本は自分の在学した大学の大学院を受験するが他の大学の大学院に進学することもできる。今回はそんなマイノリティな他の大学の大学院を受けることについて書こうと思う。

他大学大学院の難易度

 とある大学の先生がホームページ上で次のようなことを言っていた。「大学院への進学理由としてはどのようなものがあるか。研究をしたい、もっと自分の興味を探求したい、就職までの期間をのばしたい、なんとなく、友達が行くから、など。前者2つ以外は先生によっては怪訝な顔をする。」

もし最低限度の労力と時間で大学院に進学したいのなら自分の大学が一番だと自分は思う。なぜなら、慣れた環境、見覚えのある問題、人間関係を新たに築く必要がないなどの理由からだ。

 ではなぜ他大学の大学院を受けるのか。それは、研究環境の充実と自身の学びたい分野を専門とする教員がいるからというものを挙げたい。

他の大学への進学と言えば一度は耳にする言葉がある。「学歴ロンダリング」というものだ。簡単に言えば自分の学歴をよりよい大学名に上書きするというものだ。自身の経験から言うと、学歴ロンダリング目当てで他大学を受けるのはおすすめしない

理由としては次のようなものが挙げられる。

・周囲と全く違うことをしなければならない

・学力もだが研究内容やそれを明快に他人に説明できるかが評価される

1つ目の理由としては、学部の講義では扱わなかったことなども大学院入試で出題されることがあるので自分で勉強する必要がある点だ。特に大学のテストでは 教科書などの資料が持ち込み可で勉強は単位を取るため という性質が強いので1,2年でやったことなどほとんど覚えていない。このため、学力試験を課す大学院への進学は難易度とそのための労力が必然的に上がる。

2つ目の理由は、一般入試でも面接試験が課される点だ。大学院は受験者数も少ないため学部入試では無かった面接試験が課されるので自身の卒業研究の内容もしくは計画をしっかり把握し説明する必要がある。ほかには、大学によっては志望理由書や研究計画書を提出する必要があり、そのためにまた時間を割かねばならない。

人間は弱い生き物であるからどうしても楽をしようとしてしまう。周りが楽そうであれば自分も○○でいいよね、となってしまう。そんな中上記2つをクリアしなければならない。このため学歴ロンダリングだけを目的にしてしまうといつかやめたくなる時が来てしまう。

きっかけは学歴ロンダリングでもいいが、最終的には自分は○○をしたい、というような明確な目標があると続くと思う。

自分の院試に関してはまたどこかで書こうと思う。

【追記】続きを書きました。


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