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新年なので、目標の立て方について考えてみる

おはようございます。
むぎです。

皆さんは何か今年の目標を立てましたか?
新年は何か新しい目標を掲げるにはもってこいのタイミングなので、今回は目標の立て方についてお話ししてみたいと思います。
既に新たな目標に向かって動き出している人はまだ新年2日目、軌道修正は十分間に合います。
まだ今年の目標なんか考えていないっていうそこのあなた、この記事が目に止まったということは漠然と何かしたいと思っているはず。
皆様最後までお付き合いいただければ幸いです。


新年の目標設定について

新年の目標の達成率って…

いきなりですがここで残酷な現実です。
下記リンク先の調査によると、新年の抱負の達成率は20%以下とのこと。

「なんだ、じゃあ目標なんて立てなくていいじゃん。」

って思ってしまいますよね。
ですがちょっと待ってください。

このアンケートを受けた人はみんな同じ目標を立てていたのでしょうか?
「10キロ痩せる!」「東大合格!」「ギター弾けるようになるぞ!」
みんなそれぞれ違う目標を掲げていますよね。
では、なぜ達成できる人と達成できない人に分かれるのでしょうか。
目標の難易度?
意志力?
いろいろ考えられそうですね。
次の章では、なぜあなたの目標が達成できないのか、私なりの見解をお伝えします。

なぜあなたの目標は達成できないのか

あなたの目標が達成できない理由、それは、
目標設定の仕方が間違っているから
これに尽きると考えています。
目標そのものの難易度、本人の意思なども関係ないとは言い切れません。
しかし、正しい目標設定さえできれば多くの目標は必ず達成できるはずです。
次章から具体的なアクションプランをご案内します。
これらを意識すれば、あなたも自分にとって最適な目標設定が可能となり、日々の仕事や勉強にも応用できる知識になるはずです。
一緒に頑張りましょう🔥

正しい目標設定をするために

目的と⚪︎⚪︎の区別

いきなりですが、次の二つの目標の違いがわかりますか?

①「週3でジムに行く」
②「半年後の結婚式までに6キロ痩せる」

どちらもダイエットネタでよくありそうな目標を独断と偏見で立ててみました。

何となく違いがわかりましたか?
これら2つの違い、それは
「目的」と「手段」の棲み分けができているかどうかです。
①のように、「週3でジムに行く」と言われたら皆さんはなんと反応しますか?私なら
「そうなんだ、何で?」と返す気がします。

対して②の方はいつまでどれくらい痩せたいかが一目瞭然ですよね。
おそらく、結婚式で綺麗な姿でウェディングドレスを着るという目的のために、期間から逆算して具体的に何キロ痩せればいいかという目標を立てたのではないかと思います。
その目標を達成するための具体的なアクションとして、「週3でジムに行く」などが出てくるわけですね。

目的か手段か
目的か手段か

皆さんは自分が今までに立てた目標を振り返ってみていかがでしたか?
どきっとした方も多いのではないでしょうか笑

目標自体がぼんやりしていると目標ではなく手段の方が目標と入れ替わってしまうことはビジネスの世界でもよくあることだと思います。
「我が社は今年はDXを推進する!」とか中小企業でありそうですが、これなんかまさしく目的と手段がごちゃ混ぜになってますよね。
その状態で進んでも途中で何のためにやっているのかわからなくなり、モチベーションは続かなそうですよね?

このように、まずは実際に行う作業自体が目標になっていないかを確認する必要があるのですが、そのためにはまず目標の抽象度を下げていって、具体化することをお勧めします。
そしてできる限り数値化する。
すると自分がどこに向かって進んでいけばいいか見えてきたのではないでしょうか。
しかしこれだけではまだ達成可能には不十分です。
次の章では、決まった目標軸をもとにさらに深掘りしていきます。

目標の細分化

具体的な目標が決まったところで、早速動き出したくてうずうずしている人もいるかもしれませんが、ちょっと待ってください。
まだもう一つ大事な工程があります。
それが目標の細分化という工程です。
この工程を踏むことで目標の達成率はぐんと跳ね上がります。

目標を細分化することで得られるメリットは次の二つです。

  1. 一つあたりの目標のラインが下がりモチベーション維持がしやすい

  2. 途中で軌道修正がしやすくなる

1については考え方の問題かもしれませんが、現在から最終的な目標に向かって闇雲に進むのはなかなか気が遠くなります。
達成に時間がかかる目標であれば尚更です。
そこで、現在から目標までの期間を適切に区切り、それぞれにチェックポイントとしてを設けてみてください。
例えば、あなたは来月英単語のテストを受けると想定してください。それまでに500英単語を覚えなければいけないとしましょう。

  • 1ヶ月で500英単語覚える

  • 1週間ごとに100英単語覚える

どちらがやりやすそうですか?
おそらく1週間ごとに100英単語の方がとっつきやすいと感じたのではないでしょうか。

こうやって細切れにした小目標をさらに一日単位で、、なんてやっていくと、自ずと1日にどれくらいの作業をこなそうという目安を設けることまでできてしまいます。

これは私が実際にTOEICの勉強をしていたときにの目標設定の一部です。
このように、大きな目標も小さな達成しやすい目標に分解してみるとなんだか手が届きそうな気がしませんか?

最終目標のみを設定した場合:チェックポイントを設定した場合
目的の細分化

また、こうして細かくクリアしやすくした目標でも達成することで自己肯定感が上がり、次も頑張ろうという気になれます。
そして、全てをこなした時には大きな目標にも手が届くようになっているというわけです。

2の「途中で軌道修正しやすくなる」についてですが、これは細分化した一つ一つの目標をクリアする度に今の小ゴールの設定で最終目標を達成できるのか確認することができます。

先ほどの英単語の例で言えば、1週間ごとに100単語のペースで想定していたけど思ったより覚えるのが難しかったとしましょう。
その場合、1日の勉強時間をもっと増やせばできそうなのか、そもそも全然頭に入らないから100単語覚えるのは無理だ、80くらいに減らして最終的に400単語くらい覚えればテストは何とかなるか、などいろいろな代替手段が浮かんでくると思います。
そもそもの目標設定が間違っていたかどうかは把握できるタイミングはさまざまだと思いますので、なるべくこまめにメンテナンスをしてあげるといいでしょう。

あとは行動あるのみ!

ここまでで具体的な目標設定、目標の細分化についてお話ししてきました。
しかし、実際に明日からの行動に移すかは皆様次第です。
今回私がお話ししたことをまとめると、大きな目標を極限まで細かく分解していき、それを淡々とこなすという方法です。
こうやって自分の心のハードルを下げてあげることができれば、難しいと思っていた目標も意外と達成できる気がしてきませんか?

これらのノウハウを活かして、皆様がこの1年間新たな挑戦を始めるきっかけになればとても嬉しく思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。



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