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R4年度 うるま市キャリア教育事業 ~ミラカナ~ 具志川東中学校

プログラムへの想いを別記事にまとめているので、良ければご覧ください!
R4 うるま市キャリア教育推進事業 ~ミラカナ~ プログラムについて

こんにちは。うむさんラボ広報チームのたかこです。
2023年1月18日、具志川東中学校にて1学年5クラス、165名を対象に「名刺づくりワークショップ」を行いました。

具志川東中学校ってどんなところ?

本校は、平良川交差点から与勝半島に向け、約1.4km南東側方向に所在地がある。東側には金武湾が広がり、旧石川市まで一望できる風光明媚な高台にある。
1981年4月1日に初代学校長に照屋寛吉氏を迎えて職員26名、生徒数498名、学級数13学級、通学区域は、字具志川、字田場、字赤野字上江洲、字大田の5字で構成され、具志川東中学校として創設された。
本校の特色の一つに「3F・3ゼロ(0)運動」の取り組みがある。3Fとは「楽しさがいっぱい、挨拶がいっぱい、花がいっぱい」、3ゼロ(0)とは「いじめがゼロ、遅刻がゼロ、ゴミがゼロ」のことで、明るい、安心・安全な学校生活環境を目指して生徒・職員が一丸となって取り組んでいる。

具志川東中学校ホームページ・「学校要覧」内「学校沿革」より抜粋

各クラスにサポート役となるメンターが2名~3名入り、全体進行はZoomを使い中学校プログラム担当のけんしょうさんが行いました。

名刺づくりワークショップは初めに「名刺からわかる情報」「名刺ってなぜ必要?」という所を考えます。
「名刺からわかる情報」では、1枚の名刺を見てこの名刺からどのような情報が得られるかを考えます。この名刺は実際に使われている名刺で、大人が持っている名刺をじっくりと見るというのは中学生ではほぼ初めての体験。
生徒の皆さんはじっくり観察し、名刺から得られる情報をワークシートに書き留めていました。

名刺だけの情報では、直接受け取ったとしてもどのような人なのかはわかりません。想像や印象と現実は違う所もあります。
では、なぜ名刺を渡すのか。
名刺をきっかけに会話をし、お互いのことを知り良い関係を築く第一歩。会話のきっかけが作りやすい肩書を作る。といった流れでいよいよ名刺の肩書作りが始まります。

クラスではメンターの方が実際に使っている名刺を使って、名刺交換の際にどのような会話が生まれているかというのをお話している一コマも見られました。

いよいよ自分のオリジナルの名刺を作成していきます。
自分自身をみつめ自分の得意な事や大切にしている事など、ワークシートに沿って考えていき、それをベースに少しひねりを加え、自分を表現するオリジナルの名刺を作成していきます。

生徒からは「肩書を作るのは難しかった」という感想もありつつ「名刺を作ることで自分が得意なことを知ることができた」や「自分のことについて振り返えることができた」といった感想もよせられました。

感想を見ながら、生徒達が自分と向き合っている姿、友達と相談し自分では気づかない良い所を友達から教えてもらっている様子が思い出され、先生やメンターに相談したりと真剣に取り組んでくれいていたな~と感じました。

具志川東中学校の生徒が考えた肩書を一部ご紹介!

  • メモ帳みたいなゲーム好き

  • まきじゃくみたいな中学生

  • 絵を描くのが好きなおにぎりに憧れる美術部員

  • 鳥のようなピアニスト

  • 伝説の親指の野球部員

  • 豆腐のようなゲーマ

名刺作成の後は名刺交換の練習をします。
せっかく素敵な名刺を持っていても、マナーが良くなければ自分のことを正しく知ってもらえないかもしれません。
まずは各クラスメンターの方が名刺交換をしている様子を見せ、その後に生徒達が実際に名刺交換の練習です。
クラスメイトとの交換という事で少し照れている生徒もいましたが、しっかり練習をしていました。

プログラムの終盤は、前半の名刺から得られる情報とは?を考える際に使った名刺の持ち主である社会人のお話を聞きます。
名刺を見るだけよりも、実際に話を聞いたり話をしたりする方がより相手を知ることができるという事を感じてもらいつつ、生徒の皆に伝えたいメッセージを話していただきました。

メモを取りながら真剣に話を聞いている姿はとても印象に残っており、生徒の感想からも心に響いていたように感じました。

中学校での名刺作成プログラムは具志川東中学校で最後となります。
名刺作成プログラムはどの学校に行っても生徒が悩む場面が見受けれらましたが、生徒と毎日向かっている先生方、教育に関心を持ち参加するたびにフィードバックをくれるメンターの皆様のご協力もあり、皆で作り上げていったプログラムだな~と感じています。

毎回思う事ですが子供たちがプログラムを通し、自分を見つめて発見したいい所を大事にしてほしい、また将来について考えるきっかけになってくれたら嬉しなと思います。

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