見出し画像

『負け犬の意味を知ってるか? 負けるのが怖くて挑戦しない奴らのことだ』

【リトル・ミス・サンシャイン】

■アメリカ/2006年 ■監督: ジョナサン・デイトン、ヴァレリー・ファリス■ 脚本:マイケル・アーント■出演: グレッグ・キニア、トニ・コレット、スティーヴ・カレル、アラン・アーキン、ポール・ダノ、アビゲイル・ブレスリンほか

この年のアカデミー賞を始め、多くの映画賞にノミネートされた映画です。タイトルにしているセリフはこの年の助演男優賞のアラン・アーキン氏のセリフです。ファミリーもので王道の感動映画なのですが、主人公の女の子がとにかく可愛いのです(*´ω`*)

ちょっと小太りの少女オリーヴ。ひょんなことから美少女コンテスト❝リトル・ミス・サンシャイン❞に出場することになります。嬉しくて大はしゃぎのオリーヴでしたが、現地まで飛行機で向かうお金がなく父親、母親、叔父、兄、祖父と共にミニバスで会場のあるカルフォルニアを目指します。


しかし、父は仕事が上手くいっておらず、母親も家族に内緒で煙草を吸い、兄はパイロットを目指すため、ニーチェの沈黙の誓いを立てており筆談でしか会話をせず、叔父は自殺未遂をしたうつ病患者でゲイ、祖父は老人ホームを追い出されたヘロイン中毒、、、といった感じで全員問題を抱えており、道中に様々なトラブルが発生します。コンテストに旅立つ前、オリーヴは緊張のあまり不安になります。不良じいさんである祖父にその胸の内を話したところ、祖父がオリーヴに放った言葉タイトルにしているセリフです。コンテストでは女好きだった祖父直伝の破廉恥なダンスをオリーヴは堂々と披露します。

会場は冷ややかな空気になりますが、家族は全員でオリーヴを応援します。

子供がメインで出てくる映画ってズルいですよね、可愛いのでそれだけで感動が倍になります(笑)リトル・ミス・サンシャインはしっかりストーリーも面白いのですが、オリーヴの可愛さには敵いませんね(*^^)v
個人的にはオリーヴの兄に注目でした。自分勝手そうに見えて、妹想いな感じが良かったです。なんやかんやで故障したミニバスを押すのを最初から最後までメインでやってくれてましたしね\(^o^)/

あと、トニ・コレットの出演している作品は私の中でアタリが多いなと思いました(*^_^*)たまたまかな(笑)?


リトル・ミス・サンシャインのように子役が可愛いファミリー映画ならこちらも↓↓↓

クレイマー、クレイマー

■アメリカ/1979年 ■監督・脚本:ロバート・ベントン■出演:ダスティン・ホフマン、メリル・ストリープ、ジャスティン・ヘンリーほか

大分昔の作品ですね。メリル・ストリープ若いなー(*´▽`*)
最初、カタカナでこの映画のタイトルを見たときにお店などに文句を言いまくる、“クレイマー”のお話なのかと思っていましたが、違いました。英題は『Kramer vs. Kramer』でクレイマー夫妻が離婚後子供の親権を裁判で争うことからこのタイトルが来ています。なので、「クレイマー」は名前なんですね(笑)

ダスティン・ホフマン演じる仕事熱心なテッド。あまりに仕事に熱心で妻であるメリル・ストリープ演じるジョアンナに家事育児をすべて任せっきりです。ジョアンナは不満がたまり、テッドに別れを告げるが、まともにとりあってくれませんでした。そしてジョアンナは家を出ます。

テッドはいきなり5歳の息子ビリーと二人暮らしになります。仕事に明け暮れていたテッドは家事も育児も上手くいかず、ビリーともかみ合いません。しかし、少しずつ心を通わせていく2人でしたが、ビリーがある日大怪我をします。ビリーのことで気が散り、仕事が上手くいかずにテッドは仕事をクビになります。
そんな時に元妻のジョアンナが養育権の奪還を裁判所に申し立てます。ジョアンナは手に職を得て収入がテッドより多くなっており、裁判はジョアンナに有利なように進んでいきます。

言わずもがな、ビリーが超絶可愛いですね(*´ω`*)夫婦問題と親子関係を描いている作品です。このお父さんと朝食を作るシーンが私はお気に入りでした。


昔の風習で「女性が家庭に入る」というのは万国共通なのですね(;'∀')

子供が出てくる作品でいつも思うのが、周りの大人たちが、自身の様々な想いや問題を抱えながらも、みんな子供の笑顔や幸せを守ることを第一に考えて必死になっていますよね。ファミリー映画の感動する肝はそこにあるんじゃないかと思います。

<一言メモ>
可愛い(*´ω`*)それに尽きます(笑)

この記事が参加している募集

スキしてみて

映画感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?