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日本初の不動産テック銘柄・総合民泊会社として目指すIPO-上場推進の中心メンバーとしての挑戦

財閥系都市銀行、財閥系不動産アセットマネジメント会社を経て入社され、経営企画部長を務める三輪幸治さんにお話を伺いました。
IPOでキーパーソンを務める三輪さんに今後の会社の展望などに関してたくさんお話頂きました。

-前職ではどんな経験とキャリアを積まれましたか?また、matsuriではどういった業務に従事されていますか?
2013年に都市銀行に入行、5年間で大企業法人取引とストラクチャードファイナンスに従事しました。その後2018年に財閥系の不動産アセットマネジメント会社に転職し国内外の機関投資家向けに不動産投資商品の企画・立案・実行に携わりました。
matsuriには2022年4月に入社し、経営企画部長として経営戦略の立案、財務戦略の立案、コーポレート部門の課題解決推進などを担っています。

-matsuriへ入社した経緯と決め手はどんなところでしょうか?
代表の吉田さんとの面談で今後の不動産市場の展望や、「意味ある新産業を作り続ける」というmatsuriのミッション、また、スタートアップだから得られる裁量の大きさに魅力を感じ、入社を決意しました。
私は、大企業から大企業の子会社と転職してきましたが、スタートアップへの転職は初です。リスクももちろんあるとは感じましたが、急成長している会社で幹部クラスの責任と裁量を持って働くことはキャリア上もプラスになると思い、入社を決めました。

-matsuriに携わる中で、会社としてどんなステージにいると感じていますか?
今のmatsuriの事業は、収益性が安定的に高く、事業モデルやオペレーションに唯一無二のエッセンスが数多くあると感じます。またそれを推進する経営陣、メンバーもプロフェッショナルが多く、ビジネス力は高いです。
他方、守りはこれからブラッシュアップしていく必要があると考えており、ミドルバックの中心メンバーとして会社全体の守りのレベルを向上させるのが責務であると考えています。

-コロナ禍も収束し始める中で、今後はどのような目標をめざしていきたいですか?
私は前職でも不動産投資に従事しており、宿泊市場とも関わりがありましたが、この業界は2年半、長く暗いトンネルを進んできて、やっと出口の光が見えてきたという印象です。

ただ、日本もようやくインバウンドを受け入れはじめ、コロナが一応収束してきたことで、日本初の不動産テック銘柄・総合民泊会社としての上場を目指す当社にとって、好材料は揃いつつあります。上場推進の中心メンバーとして、IPO準備にしっかりと取り組んでいきたいです。
また、個人の目標としては、CFOやCIO等、経営企画の枠を超えた活動ができるよう、日々精進して行きたいと考えています。

-不動産業でもあり、観光業でもあり、ITでもあるmatsuriの独特なビジネスモデルを、経営企画部長としてファイナンスの観点からどのようにお考えでしょうか。

不動産ファイナンス出身ということもあり、吉田さんとの面談時から、具体的なイメージを持って当社が活用できるファイナンス手法が浮かんでいました。
日本の産業の中でも数少ない成長産業である観光業と盤石な不動産賃貸業をITを持って融合させられるのは、当社ならではです。それぞれを独立して事業モデルを作るよりも何倍もレバレッジをかけられる可能性があります。
ただしこれは、リアルタイム性と信頼性が求められるシステムをきちんと開発・運用できて初めて成立する話ですし、現にmatsuriと似たような事業をやろうとして、オペレーションをうまく作れずに撤退していった会社も少なくないです。その点、matsuriはソフトウェアを用いてリアル産業(宿泊・住宅賃貸)とデジタルな世界を繋ぐ技術力とオペレーション力は非常に高いと感じています。現に入社して6か月の間に、在庫管理のソフトウェア化、スマートロックの試験的導入など、様々なプロジェクトが具現化しており、会社としてのイノベーション力の高さを実感しています。
また、法規制が厳しい日本で展開できるということは、海外展開も可能なモデルだということで、エクイティやデットともに、matsuriは幅広く資金調達が可能な会社です。

-matsuriに来ることでどんな成長機会が得られると思いますか?どのような人に参画してほしいですか?

不動産投資はエクイティとデットの両面から、前職含めて8年間経験を積みましたが、経営企画のポストでは会社横断で様々な施策を打てるのが醍醐味です。不動産やファイナンスにとらわれず、事業投資や経営術を学べる貴重な機会となっています。会社全体の動きをかかわることに興味がある人はぜひ経営企画部にご応募ください。

また、日本における上場会社は3,800社程度と狭き門です。上場という会社の大きな転換期を間近で且つ、直接的に推進できる機会は非常に貴重です。それゆえの大変さもありますが、刺激的な仕事とその後のキャリアへの成長機会を求めている人にはmatsuriはとてもいい環境です。

※三輪幸治さんは現在、サービスデベロップメント部 部長としてご活躍されています。 (2024年1月)