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原宿竹下通りがシャッター商店街になる日。東京の観光地は、地方と海外に支えられてきた。

さて。
自由が丘を閉鎖して、
原宿再出店を宣言してまもなく二ヶ月目。
じつはまったくコロナと関係なく
2019年12月より進めてきた、
CKTプロジェクト。
どんな状況かといえば、
原宿竹下通りにテナントが空くのをまっている状態です。

出店のための資金や人材の準備はできている。
来月オープンしても不思議ではない。

8月中にオンラインがリブランドされる。
店舗名はcomcrepe crepier keihasegawa tokyo。
私直轄のオンラインを最上級ブランドとする。
私はもう皆さんの前でクレープをつくることはないと思います。

原宿にオープンした場合も
このcomcrepe crepier keihasegawa tokyoになる可能性が高い。
最上級ブランドで勝負する
東京に進出してわかったことがある。
クレープという商材にとって原宿は特別なのである。

準備を整えてタイミングを見計らっている。
先日竹下通りの物件情報が届いた。
いままで最も良い立地。
7坪で月の家賃は200万円強です。
これは月の家賃です。
地方の人には信じられないが事実です。

この価格。昨年まではありでした。
家賃は固定費です。固定費が高い場合は、
売上の損益分岐点があがるのは常識です。
この家賃だと月商600万円以上はいるでしょう。
日商20万円×265日を7坪で。
それだけ売らないと赤字ということです。

ただ、週一で原宿を歩く私としては、
去年のような通行量が見込めないいま、
出店はリスクのほうが大きいでしょうね。
以前の調査で、原宿のお客様の比率を割り出したことがあります。
東京を含む首都圏は20%。
北海道で20%、九州で20%。
残りの40%が関西ほか地方と海外客。
原宿は観光客で成り立っている観光地です。

東京タワーや浅草寺と同じで、
東京の人は原宿に行きません。
たとえ女子高生だとしてもそんなに行かない。
コロナ禍の原宿はどうなったか。

昨年の今日を100としたら
40ぐらいしか通行量はない。
地方と海外の観光客がいないとこんなものなのだ。
この通行量でこの家賃は厳しいですね。
いまの原宿竹下通りの店は、
どこもかなりきびしいはずです。
写真は最近の竹下通り。
空きテナントが続いています。

強調して撮りましたが、
今後のシャッター通りの可能性すら感じます。
実際、7坪200万円の物件は、
現在もforlentです。
以前なら、
原宿とりわけ竹下通りは空きが出たと連絡があったら、
1時間以内に返答して内金を入れないと
他社が契約してしまうというのが
当たり前だった。

連絡があってからまもなく一ヶ月。

まだ空いています。

日本最強の商店街がいまこんな状態。

「タウンマネージャーが商店街でショップを始めたら」


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