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『恋愛ラボ』完結 正に大団円!それぞれの成長が眩しい

宮原るり先生『恋愛ラボ』最終15巻、かれこれ10年ほど連載追っていた身としては感慨深くて、コレは最高の状態で読まなければと1巻から読み直した。

最初は以前の巻はさらっと読もうと思ったけど、何度と読んで笑ったりニヤニヤしたところが改めて読んでもまた面白くて、ついじっくり読みふけってしまった。

そして最終刊、もうリコ・マキ・エノの恋は完全に両片思い状態だったのでそこは一波乱ありつつも最高の形で大団円。これは1巻から順を追うと本当によくぞここまでと感慨深くなるのでオススメ。

そしてそういうニヤニヤとは無縁だと思っていたサヨと彼氏の関係もまた良い味わいが出てきて、スズもまだまだ今後が楽しみで。

恋する乙女と男子のかわいさが存分に味わえるラブコメの傑作。
河合荘と並ぶ宮原るり先生の現時点の代表作。
宮原先生の画力、特にカラーの塗りの変遷も味わえる。5巻以降からどんどんカラー絵が素敵になる。

まだ番外編があるようなので、サヨとエノの高校生活やその後の藤女、そして両思いになった面々のニヤニヤ展開が楽しみ。

ちなみに皆かわいいけど自分はエノ推しです。ファンブックで石黒正数先生がエノ推しだったのは妙に納得した。
アニメはアニメ以降のエピソードがもっと面白くなるのになぁと未だにちょっと残念に思う。


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