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[英語学習]クリスマス映画といえば!ホーム・アローンから学ぶ英語 ~Christmas? Let's Watch This Movie and Learn a Thing or Two~

"The path was the goal, and it felt glorious!"

"その道筋がゴールであり、それは輝かしいものだった!"

Elke Heinrich / エルケ・ハインリヒ


こんにちわこんばんわ、いろはです。

メリクリッ🎅

さて、日本ではイブがさながら本番、みたいなクリスマス。

まあ今日は平日ですし、子供はプレゼントを開けて思いのままに楽しんでいるのではないでしょうか。

そういえばうちのサンタさん、頼んでなかったけど偉人の伝記とかよく来たのを覚えています。
小さい頃からたくさん本は読んできたので、今思うとありがたいなぁ親、と。

アメリカでクリスマス、と言われると何個かクリスマスと言えば!みたいな物が出てきます。

音楽だったり、映画だったり。

音楽はマライア・キャリーが強すぎる。
毎年世界中で猛威を振るっているのでマジでもう勘弁してください。
聴き飽きたどころの騒ぎじゃねぇ。

個人的にTWICEのナヨンがカバーしてるアリアナ・グランデのSanta Tell Meがとても好きです。

途中サプライズがありますが、めっちゃニッコニコなので心穏やかに見れます。
かわいいなぁ…こんなお顔が欲しかったものです。

映画だと、グリンチとか、エルフ〜サンタの国からやってきた〜だったり、色々ありますが。

やっぱりホーム・アローンじゃないでしょうか。

最初のホーム・アローンはクリスマスのシカゴ郊外が舞台でしたし、なんか個人的に親近感が湧くものがあります。
日本でも毎年クリスマス近くになると再放送やりますもんね。

まあ舞台はシカゴの北に位置する高級住宅地の普通の一軒家(大豪邸)だったりするので行ったことがある、って訳ではないですが。

この映画、名言が多いって訳ではないんですが英語の会話のフレーズを学ぶのに凄く適してるんですよね。

コメディーなのでわちゃわちゃしてますし、楽しく見れるので。
セリフも難しいものはそんなにないし、英語で見てみるってもの悪くない映画の一つじゃないかな。

じゃ、行ってみましょうか。






▽If you come back, I’ll never be a pain in the butt again

最初は主人公、ケビンが家に取り残された場面から。

「いい子になるからみんな戻ってきて」

家族なんて、居なくなっちゃえ!と兄との喧嘩の最中思ってしまったことが、彼には現実になってしまって、ちょっと寂しくなった時の一言ですね。

Pain in the buttは結構使うフレーズですね。
面倒臭いとか、鬱陶しい物に対して言ったりします。

兄弟と喧嘩をしてしまうけど。
やっぱり離れてしまうと寂しくなって正直になってしまうもの。

見ているとなんだか温かい気持ちになれますね。


▽Would you please tell Santa that instead of presents this year, I just want my family back

「プレゼントは要らないから家族を返してとサンタさんに伝えてくれる?」

お次は実際にサンタさんのコスプレをした男性とケビンが出会った時の一言。

サンタの男性優しすぎて泣けるんですこのシーン。
お菓子くれてちゃんと伝えとくね、とケビンに伝えているとこにいいなぁと思えるところがあります。

「Would you please ~」を使うと「Can you」とか「Will you」よりも礼儀正しい言い回しになります。
「Could you please ~」もよく使うけど、Couldを使うとWouldよりも一層丁寧な言い回しになります。

この2つは仕事で多用していましたね。笑

一つ、大人があんまりやってはいけないものが「May I please ~」です。

この言い回しは子供っぽくなってしまうというか、子供が駄々を捏ねている言い回しになります。

「May I ~」とPleaseを付けなければ問題はないんですけどね。
要はニュアンスが変わります。

例えばスタバとかでご注文は?「How may I help you?」って返しに私は結構「May I have a grande iced americano with classic syrup?」とかよく頼んでいました。
「グランデサイズのアメリカーノのアイスにガムシロップ入れたものをお願いします」って感じ。
アメリカーノはいいぞ。

「Can I」に置き換えてもいいですが、友人間くらいでしかこれは使わないかな。
一番フレンドリーに聞こえますが、フレンドリーすぎることも。
職場とかではあんま使わない。

気分で「Could I have a grande cold brew, please?」とかに変えていましたが、ぶっちゃけそこまで畏まらなくても通じます。
「グランデサイズのコールドブリューを頂いてもよろしいですか?」みたいな訳なので。

ただ、接客業をしている人には丁寧な言葉使いと笑顔は心がけていました。
だからいつも行くようなお店ではかなり丁寧に説明して、顔を覚えてもらったり。

それ、必要?とか思われるかもしれませんが。
いいサービスを受けたいならまず自分の態度を見直すべき、と考えてる私なので。笑


▽I’m kind of upset because I really like my family, even though sometimes I say I don’t

「本当は家族が好きなのに時々憎らしくなってその時の気分で言っちゃったりするんだ、絶対に言っちゃいけないようなことをね」

意味変わってるなぁ…🥲
ちょっと怒ってるんだ、みたいな訳の方が実際は正しい気がする。

「本当は家族が好きなのに思ってもないことを言っちゃう自分にちょっと腹が立ってるんだ」って訳の方がしっくりきます。

この「ちょっと」って訳が「kind of」になります。

「Kind of」は何種類かの意味合いがあります。
「(a) kind(s) of」にしたら「〜の1種」の意味合いになります。
が、「kind of」だけ使うとスラングとして100%ではないけど、多分、みたいな意味合いとして使えます。

絶対に、とか多分、とか色々あってわかりづらいと思うので、ここで確信度によって使い分けられるものを出してみますか

  • Definitely/Absolutely (120%) 「確実/絶対」

  • Surely (~100%) 「確かに(〜だろう)」

  • Probably (70~90%) 「きっと」

  • Likely (60~70%) 「おそらく」

  • Maybe/Perhaps (30~60%) 「かも/もしかすると」

  • Possibly (10~30%%) 「ひょっとすると」

「Kind of」はこの中だと確率が低いMaybe/Perhapsに近いものでしょうか。

んー、多分ね、と言いたいときに「Uh… kind of」とよく言ってしまいます。

ちなみに物事を説明する際に「kind of like」と「like」を付けると〜のような、とか〜みたいな、みたいに使い分けができます。

…慣れるまでに時間がかかりましたね。

ただ、使いやすいスラングということは間違いないですね。


▽Kids are resilient like that

「心配ないよ、子供は皆強い」

ケビンのお母さん、ケイトがなんとかケビンに会いに行こう、と自宅に帰る手伝いをしてくれたバンドをやっているガスからのセリフ。

「~like that」はこれも会話でよく使うかな。
「〜など」とか、「〜とか」とか、「そんな感じ」と言う意味合いで使います。
「Something like that」とかもよく言いますね。

特定の物事を説明してる時、同じような事柄を説明してる時に日本語でも「などなど」とか「とかね」とか言うじゃないですか。
説明の最後に「そんな感じ」とかも言うかな。
それと一緒。

この映画のシーンではガスが自分の過去の子供への失敗をケイトに伝え、ケイトを安心させようとする場面。

葬儀場に子供置いてきちゃった。てへっ。
とか言ってて子供トラウマ植え付けられてんじゃん、とツッコミを入れたくなる内容でしたが、それでもなんとかなったよ、大丈夫だよ、と伝える時に使ったものです。

…これも日本語訳版では省かれてない?笑


▽Period

「No, for three reasons: A, I’m not that lucky. Two, we use smoke detectors, and D, we live on the most boring street in the whole United States of America, where nothing even remotely dangerous will happen. Period.」

ケビンを心配した家族へお兄ちゃんのバズから出たセリフ。

ケビンのこと心配じゃないの?という質問に。

「心配じゃない。理由は3つある。1つ、俺はついてない。2つ、火災報知器がある。3つ、アメリカで一番退屈な何にも起こらない通りに俺たちは住んでる。以上」

お兄ちゃん、このジョーク子供ながらに酷くない?
ついてない、ってケビンが襲われたらラッキーと思っているからのセリフ。
英語版だと3つ理由が、と言っているのにAだったり2番だったりDだったりバラバラな数え方してるのも、子供っぽくていいんですが。

流石ケンカして仲直りが出来ていないお兄ちゃん。
拗ねてますねぇ。

この「Period」。
英単語って1つで複数の違う意味を持つものが多いのですが、会話などでよく聞くので入れてみました。

パッと思いつくだけで4つくらい意味があって、全ては使いどこです。(白目

これだから英語は…覚えにくいんだよ…

ただ、文章の最後に何かを言い切った後に「Period」を言うと「以上!」とか「終わり!」みたいに締めくくる意味になります。

例えば。
「English is not the easiest language to learn. Period.」
「英語は一番簡単に学べる言語ではない。以上。」
みたいに使えます。

何かを言い切りたい時とかに自分の主張を誇張出来るんです。

結構役に立つ単語ですね。

因みに日本語で文の最後に「まる。」って言っているのと一緒です(言わん

他の訳については、辞書開いたら10個意味が出てきたのでもう辞書を載せますね…


▽No Offense

最後はケビンが教会で近所の老人、マーリーと話している時のセリフから。

「No offense, aren’t you too old to be afraid?」
「おじいちゃんになっても、やっぱり恐ろしい事があるんだね。」って訳になっています。

…「No offense」、省かれとるやんけ。

「悪気はないのだけど」とか、「怒らないで欲しいんだけど」とか、「悪いんだけど」みたいな訳になります。

会話相手に反論をする時や相手を傷つけたくない時とかによく使いますね。

ま、翻訳をする際にケビンならこれでも通じるし彼としてのキャラが立つからいいんだろう、とは思いますが。


▽P.S.

書 き す ぎ た 。
5,000文字は中々…

めっちゃ時間かかってしまいましたわこの記事書くのに。

これもいいなー、あれもいいなーとか思ってたら最長の記事になってしまった。
イントロ長かったかなぁ…

ただ、こうして英語版と日本語版の映画を見比べてみると結構翻訳者の解釈が大分入ってしまうってのがわかりました。

まあ、直訳するだけじゃなくて物語として、そのキャラクターの性格とかもしその人が日本語のセリフとして喋っていたらどうだろう、とか考えながら訳してるんでしょうし、それで成立してるならいいんじゃない?とは思っています。

たまに音声と字幕が違ってたりするのはちょっとわかりづらかったりはしますが。
なんでそこは合わせないんだろう、アドリブとかあっても修正して欲しい。

ま、映画一本とっても違う言語や文化を通してみるとまた違った楽しみが出てくるので凄く面白いです。

あとは映画でも、家族ものだといいですね。
普段の会話で使うような言い回しがたくさん出てくるけど、そこまで難しいものは出てこない。

何回見ても楽しめるし、学びって意味では最適なんじゃないかな。

今回文とともにフレーズも紹介してみました。
こう言ったものを紹介した方が…いいんだろうか。

ま、今日はこんなところで。

じゃあね。
Bye☕️


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