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第0講:家族について考える特別講座〜家族とは教育とは〜

こんばんは、たおです。

今日は先日お伝えしたクラハカレッジの1回目(第0講)となる「家族について考える」にてお話した内容の中から、私たおがビビッときた内容についてお伝えしていこうと思います!

↓クラハカレッジとは↓

本日登壇された4名の方

木下大生教授、筒井綾子さん、柿田紀子さん、そしてカナスギさん。詳細なプロフィールは下記のclubhouseのURLからご確認くださいませ〜!


2時間以上にもおよぶロングな会だったため、時系列にまとめるのも、一言一句の形式でレポートするのも難しいと私たおは判断したため、響いたワードを中心に話を展開していきます🤗

子供は親の所有物じゃない

カナスギさんの「子供は親の所有物じゃないってことについてどう思う?」からこの会は始まりました。木下教授からは「現代は核家族化したなかでもさらに多様な家族の在り方がある時代、一言にこれが普通というのは難しい」との前置きを踏まえ、筒井綾子さんのお話が私には一番刺さりました!

カナスギさんから、「綾子さんって息子さんとどういう風に接してるんだっけ?」との質問に対して「大学生になるけど、手荷物、お手紙全てチェックするよ」「ゆってくれないから把握しにいこうかなと」。びっくりしましたが、話を聞いていくうちに微笑ましさを感じられるエピソードが聞けました(誰目線w)。

息子さんが中学生だったある日、あることがきっかけで急に口を利かなくなったそう。そんな時、綾子さんはザリガニ?(詳細は忘れました)を息子さんの頭に乗っけて、どうだ〜と言わんばかりになんとか振り返ってもらおうと必死になっていたようで、思わずカナスギさんからは「ラブコメなの?w」とツッコミが入るくらい微笑ましいエピソード😆

これを聞いた木下教授も「最初思ってた支配するとはちょっと違う感じかなw」とおっしゃっていました。

全肯定の教育とは

カナスギさんは奥さんから娘さんの教育に関して「全肯定」であると大方針を最初から出されていたそう。なので、当時住んでいたお部屋では、はいはいができるように、ガラステーブルや観葉植物の土などは全て捨て、少し成長して絵などを描き始めるころには壁一面に模造紙を貼りどこでもクレヨンで描けるようにしたようです。

中でも衝撃的なエピソードが娘さんが中学生だった頃、学校の校舎の2階から飛び降りて、すぐにカナスギさんの元へ電話が。2階からだし死にはしないとわかっていたカナスギさんは慌てることなく、学校の保健室に。ここで「全肯定の教育」がみられました。

保健室に着いた瞬間一言目が「おお、〇〇(娘さんのお名前)、大丈夫か、元気か〜」と近づいて行き、叱ることもなく、娘さんの話を丁寧に聞いたようです。足と背中の骨は打撲していた程度で、話を聞くと「1週間前から飛ぶ計画はしていた」とのこと。カナスギさんも唯一返した一言は「1週間も前から計画してたならローファーじゃなくてスニーカーにするだろ」。

ここまで全肯定なのか!むしろより良い案を提示していて、まさかのブラッシュアップ!?と話を聞いた私は感じました笑

あ、もちろん、当時の保健室の先生からはつめたーい目で見られたそうで、それが一番怖かったとカナスギさん笑

木下教授からも「全肯定の子育てで育った子はどうなるのか興味深い」と言われ、カナスギさんからは「自分で選択をする、選ぶ力を養えてるのではないか」という回答がありました。

確かに、一つ一つ試してみて良し悪しを選択していることは容易に想像できるし、まさに今の時代を生き抜く力を備えているわけですね。

そんな娘さんとの関係はいまでも良好なご様子で「clubhouseに招待してくれたのも娘」「恋愛の相談は母親、社会のわからないことがあれば僕に相談」というように素敵な役割分担をされているようでした♫

他のメンバーからも「いい意味で自己肯定感高そうだよね〜😌」のひとこと。

他の家を知らないし比較しようがないから自分の家が”普通”

続いては柿田さんのお話。

詳細なお話は割愛させていただきますが、柿田さんの家庭環境は、他の人からみればかなり特殊だったようです。大変な苦労もされていたようです。

その中で、出たこの「他の家を知らないし比較しようがないから自分の家が”普通”」「自分の生い立ちを恥ずかしいと思ったことは一度もない、自分を形成したものだから」の言葉にはグッとくるものがありました。

私たおも家庭環境は特殊で、マイノリティだったこともあり、この言葉を聞いた時はまさに!100%共感!と感じたほどです。親を選べないというけれど、今の自分を形成しているのは親を含めて自分の生い立ちであることは間違いないからどんなことであろうとも感謝しているし、柿田さんもお話の中で「すべての人に感謝している」と話してくれました。
(出会って日も浅いのにいじり倒してすみません)

旦那さんとのエピソードも素敵で「私の家庭環境含めて全部知ってくれてた人で、初めて可哀想だと言わなかった人」「なんでいただきますって言わないの?食べる時は感謝して言わないとだよと教えてくれた人」。もうほっこりどころか言葉で言い表せないほど素敵な人すぎました。。。

体験からでる言葉の重みは違う

柿田さんのお話の中で「感謝」という言葉は頻繁に出て来ていました。一見、なにくそ!と怒っていてもおかしくない、逆に悲しんでいてもおかしくない出来事でも「縁が全てを繋いでいる、全部に感謝している」と。

そんな柿田さんは長崎大学で特別講師もされており、半年?に90分だけのマーケティングをメインとした授業ですが、それよりも「人対人」の温かみのある授業を展開されていると話を聞いてて感じました。

ブルゾンちえみの曲をかけて登場したり、弱みを言いがちな日本人の特性を捉えて弱みって強みに変えれるんだよーって話したり、常に対話を欠かさない授業だからこそ一回通り過ぎた大学生を振り返って指して発言させたり、、笑

授業が終わったら絶対にみんなで記念写真を撮るとのことで、ここにも「縁」を大切にする柿田さんの素敵さがあらわれていました。その後はLINE交換する列がすぐできるそうw

綾子さんからは「こんなに生きた学びを教えてくれる先生、他にいなくない!?」という一言に、一同、大きく相槌を打っていました。

「人は思い通りにしか生きて行けない」

そう締めくくった柿田さんの体験からでる言葉の重みは感じたこともないものでした。キャッチーだけどリアリティのある柿田さんの授業、なんでも相談できるお姉さんみたいな柿田さんの授業、私も大学生だったら最前列で聞いてみたい授業だったなああ、、!

もっと簡単に繋がり会えるプラットフォームにclubhouseがなれば

話もそろそろ終盤になってきたころ、この会をやるきっかけになったのは柿田さんの生い立ちを聞いたところから始まったことだと知りました。

柿田さんご自身は需要があればいくらでも話しますよとのスタンスだったので、一同はどこからともなく「家族のことってなかなか言えないよね、そして自分だけの問題と捉えがち」と。

私たおも自分や家族のことをこのclubhouseで出会った方々に話をするタイミングがあったりして、まさにちょっとずつ自分だけの問題から相談できる問題になっていったところであったので、激しく同意です。

家族のことだけにとどまらず、日々の仕事のことでも本当は言いたいけど言えない人は企業の中にもたくさんいて、その人たちの中でも素敵な発想があるかもしれないのに、、そんな人達同士が声をあげれる、もっと簡単に繋がり会えるプラットフォームにclubhouseがなったらいいよね。

というところで今回は終わりを迎えました。

たおの編集後記

最後にルームを閉じる前に、柿田さんがぽろっと、「悩みなさそうとか、単純そうとか、あまり苦労してるように見えないとか、、これっていいことかな」と言っていて、満場一致で「100%ポジティブでしょ!」と。笑

他のメンバーの満場一致の裏には「どんな生い立ちがあろうともこうやって幸せそうに生きている人がいるんだってことが伝わるだけでも、今苦しい人にとって生きてく原動力になるかもしれない」という言葉が含まっているように私たおは感じました。

「また誰かの役に立てればいいなあ」by柿田さん

柿田さんが愛される理由が非常によくわかった気がします😉
とても学びになる会でした。

それではまた次回!

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