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「何もかも中途半端」は、ダメなのか?

やりたいことが多すぎて、どれも中途半端。
仕事も、家族のことも、どっちも中途半端。

資格を取ったり、勉強したりしたけど、
結局、どれもモノになっていない。

インスタしたり、ブログもやってみたけど、
結局、中途半端。

それって、そんなに悪いこと?
中途半端じゃ、ダメなのか?

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「何もかも中途半端」の3つのパターン


講座やセミナーを通して、毎日たくさんの方のビジネスの相談に乗っている。

よく聞くのが「何もかも、中途半端な気がします」「私、何もかも中途半端でダメなんです」というセリフ。

「何もかも中途半端」と感じる人には、3つのパターンがある。


① 時間の制限があって、やっていることが中途半端になってしまう

小さな子供を育てていたり、介護をしていたり。会社員をしながら副業をしていたりすると、どうしても「時間の制約」がある。

あとちょっとやれば完成する資料。あと少し考えれば見えてくるはずの答え。今すぐ返しておきたいメールの返事。「あとちょっと」のところでタイムアウト。

どれもこれも中途半端な気がする。

また、その延長線上にあるのが「仕事もプライベートもどっちも中途半端な気がする」という感情だ。仕事の時には仕事に集中したいけど、「〇〇ちゃんが熱を出しました」と電話がかかってきたら強制中断。

家にいる時は家族に集中したいけど、お客様からのLINEが気になったり、SNSの反応が気になったり、できていない講座のテキストが気になったりして、結局上の空。「ママはパソコンばっかり見ている」と今日も言われる。

私、仕事も家庭も、全部中途半端だわ。となる。


② いろんなことを学んだけど、どれも仕事になっていない

2つ目のパターンは、あれこれ資格を取ったり、講座やセミナーや起業塾などで学んだけど、結局どれも満足いく仕事になっていない。というパターン。

学んだことが活かせていない、と思っている。

他人から「セミナージプシー」とマウントを取られたりする。

あれ、俺(わたし)、自己投資にいくら使ったんだっけ? ウン十万もウン百万も使って、元取れてなくね?

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③ あれこれ試してみたけど、どれも成果が出ていない

3つめは、あれこれ「いいと思ったこと」を試しているが、思うほど成果が出ないパターン。

集客するならインスタ がいいよ、今はLINE公式アカウントだよ、と聞いてやってみた。

自分を表現するならnoteだよ、と言われて書いてみた。

でも、どれも、思ったほど成果が出ないまま。なんとなく中途半端。

自分で仕事をつくろう!と思って、セミナーを作ってみた。集客もやってみた。でも、一人も集まらなくて、なかったことにした。

自分は、結局、何をやっているんだろう。

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「何もかも中途半端」な人が誤解していること


人はどうしても、足りない部分に目がいってしまう。Appleのマークを見て、欠けている部分に注目してしまうように。

10を理想としていたのに、1しかできなかった。2しかできなかった。

「10じゃないなら、ゼロと同じだ」と思ってしまうのはもったいない。

10を目指して、8や9できたならいいが、1や2だと、自分はダメなんじゃないか。だって、みんな8や9できているじゃん、と思ったりする。

10にならないと、せめて8や9にならないと「人前に出すものじゃない」「仕事になんてできない」と思う人は多い。

10じゃなくても、「ある」。10できていなくても「やった」のだ。

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「何もかも中途半端」を強みに変える方法


中途半端は、ゼロじゃない。
10にならなかったとしても、
1でも2でも「やった」のだ。


その「経験」「知識」。
そこで得た「感情」も「視点」も、
ぜんぶ、自分だけのもの。


AとBとCをやったからこそ、Aの見え方が変わる。
視野が広がる。視座が上がる。

自分では「中途半端」だと思っている、AとBとCを組み合わせると、自分オリジナルができる。

「なかったこと」にしてはもったいない。

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「中途半端」は蕾である。


中途半端は、悪くない。

中途半端は、「オリジナル」のつぼみ。


中途半端だから、ダメだと思うか。
これからどんな花が咲くか楽しみにするか。


解釈は、自分次第。

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