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第500回 色んなヒヨドリ(9回目)

①お馴染みのヒヨドリ(体長約28㌢)

   ①は本当にお馴染みの年がら年中身近に感じるヒヨドリです。一説には朝鮮半島より、昔は冬鳥として飛来していたものが、日本の気候に馴染んでそのまま居座り、留鳥となったようです。しかし、寒冷地に住むヒヨドリは冬には南下する漂鳥でもあります。今では日本を代表する野鳥です。

ヒヨドリの仲間シロガシラ(体長約19㌢)

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   ヒヨドリの仲間のシロガシラは漢字表記もそのままの「白頭」でも、ヒヨドリの甲高い鳴き声に対して、シロガシラツグミのような優しいさえずりです。人に対してもそんなに警戒心を示さず、民家の近くの電線や木の枝にとまってさえずっています。見通しの良い場所をこのみます。

③http://www.y-mainichi.co.jp/news/29642より引用のヒヨドリの起源といわれるオガサワラヒヨドリ(体長約27,5㌢?)

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   ヒヨドリの亜種というと、全八種に及びます。②③④⑤のシロガシラオガサワラヒヨドリリュウキュウヒヨドリタイワンヒヨドリのほか、ハシブトヒヨドリダイトウヒヨドリアマミヒヨドリイシガキヒヨドリのハ種です。「グロージャーの法則」により、南下するほど体色は濃くなります。

④http://okinawabirder.blogspot.com/2017/03/blog-post_16.html?m=1より引用のリュウキュウヒヨドリ(体長約27,5㌢?)

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   この三種はいずれも赤みがかっていて、日焼けしてるみたいです。オガサワラヒヨドリリュウキュウヒヨドリ「グロージャーの法則」で、ヒヨドリもすべて南西諸島に住むヒヨドリたちです。これが「グロージャー」の法則です。でも安心したことには、やっぱりシロガシラ以外はヒヨドリにそっくりです。

⑤http://toriyan99.blog.fc2.com/blog-entry-178.htmlより引用タイワンヒヨドリ(体長約27,5㌢?)

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   タイワンヒヨドリというのに、与那国島のみに生息している亜種です。全身が黒やグレーの羽毛で覆われています。よく見ないとわからないのですが、ほかのヒヨドリの仲間と比べると、クチバシが太いです。ハシブトヒヨドリよりかは細いらしいです。台湾にいないタイワンヒヨドリです。


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