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【CHC】頑張れ未来の主力選手たち!シカゴ・カブス有望株ランキング 2022 (1〜10位)

皆さんこんにちは。CHC担当Masatoです。
MLB30球団ファン合同note企画、TOR担当のGoさん、PIT担当ののばさんらに触発され、昨年に続き、今年のプロスペクトランキング作成を決意しました。
全部でTop30まで紹介できれば良いなと思っていますが、一個の記事で全てを紹介するのはなかなか長くなるので、10人ずつに分けて3本の記事でやっていければいいなと思ってます。(更新頻度は不定期)
今回は、球団傘下1位から10位のプロスペクトを紹介していきます。

※おことわり
 プロスペクトランキングはMLB Pipelineのランキングを基に作成しています。

1位 ブレネン・デービス (OF)

デービス2021年シーズン成績 (MiLB.com 参照)

AAA級 アイオワ・カブス 所属 ETA: 2022
2018年ドラフト2巡目(全体62位)指名。

今シーズンは、シーズン開始をAA級で過ごし、76試合で打率.252、13本塁打などと活躍し、7月にクアーズ・フィールドで行われたオールスターフューチャーズゲームにも選出され、2打席連続本塁打を放つ大活躍をみせ、MVPにも輝きました。

その活躍もあって、9月にAAAに昇格し、デビュー戦でいきなり本塁打を打つなど活躍し、15試合と少ない試合ではあるものの、打率.268/4本塁打/OPS.933(長打率.536)と活躍しました。

ETA(予想昇格年)は2022年となっており、今年はメジャーデビューも期待されます。

高校時代にはバスケットボールでも活躍したアスリートで、5ツールプレイヤーになれる素質を兼ね備える外野手プロスペクト。

球団内では1位のプロスペクトとなり、全体Top100位のプロスペクトランキングでも14位にランクインするまでに成長しました。

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2位 ブレイリン・マルケス (LHP)

AA級 テネシー・スモーキーズ所属 【ETA: 2022】
2015年にインターナショナル・フリーエージェントで, 当時16歳ながら契約金60万ドルでカブスと契約したドミニカ共和国出身のパワーレフティ。

ピーク時に102mph(約164.2km/h)を記録する傑出した球威を持つ豪速球とパワースライダー、チェンジアップを武器に、20年シーズンの終わりにはメジャーデビューも果たし、同年ア・リーグMVPのCWS ホセ・アブレイユから三振も奪いました。

今年も活躍が期待されましたが、肩の故障やコロナなどに悩まされ、試合出場は0。一部報道によると、順調にコンディションは回復傾向にあり、現在もリハビリに励んでいるそう。

まずはしっかりと怪我を治してベストなパフォーマンスを期待。

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3位 クリスティアン・ヘルナンデス (SS)

ヘルナンデス 2021年シーズン成績(MiLB.com参照)

Rok級 DSL Cubs Blue 所属 ETA: 2025
今年1月のインターナショナル・フリーエージェントで契約金300万ドルで契約したドミニカ共和国出身のSSプロスペクト。

一部のスカウトの間では、インターナショナルFA 2020-21クラスで最高のプロスペクトともいわれていました。

18歳ながら卓越したツールを兼ね備えており、30本塁打の3割打者になれる可能性があるともいわれており、若き日のアレックス・ロドリゲスマニー・マチャドとも常に比較されています。

また, 6' 2" (約188cm)、175lb(約79.4Kg)と将来性のある恵まれた体格をしており、今後の活躍が期待されています。

今シーズンは、DSLで47試合ながら、打率.285/5本塁打/21盗塁/OPS.822と良質なスラッシュラインをマークした将来のスター候補。

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4位 ミゲル・アマヤ (C)

天谷 2021年シーズン成績(MiLB.com参照)

AA級 テネシー・スモーキーズ 所属 【ETA: 2021】
2015年にインターナショナル・フリーエージェントで契約金100万ドルで契約したパナマ出身のキャッチャー。

優れたフレーミングとブロッキング、強肩が武器。
カブスのプロスペクトの中でも稀有な捕手プロスペクト。

今シーズンは23試合出場後、利き腕のコンディション不良で離脱。オフにはトミージョン手術を受けました。
なので復帰は早くても2023年以降になりそうな気がしています。

将来の正捕手候補として期待され、そんな中での長期離脱。チームとしては非常に痛いですが、とにかくまずは万全のコンディションに治す。

カブスファンはみんなあなたがメジャーで活躍する姿を待ち望んでいます。

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5位 ピート・クロウ・アームストロング (OF)

PCA 2021年シーズン成績(MiLB.com参照)

A級 マートルビーチ・ペリカンズ 所属【ETA: 2025】
2020年MLBドラフト1巡目(全体19位)でニューヨーク・メッツから指名。

洗練されたスイングで広角に強い打球を飛ばすラインドライブヒッターで、一定のパワーと俊敏性、強肩と、正確な送球も兼ね備える将来の5ツールプレイヤー候補。愛称は頭文字をとった「PCA」。

2021年にプロデビューを果たすも、MRIで損傷が判明し、GLAD(関節窩関節破壊)病変と診断され、右肩の手術を受け、そのままシーズンアウト。

今年7月のTDL(トレードデッドライン)でハビアー・バイエズらとのトレードで獲得しました。

現在は、リハビリに励んでおり、同時期に加入のニック・マドリガルともキャッチボールを行なっており、順調な回復ぶりをアピールしています。

今シーズン以降の復活アピールに期待。

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6位 ジョーダン・ウィックス (LHP)

ウィックス 2021年シーズン成績(MiLB.com参照)

A+級 サウスベンド・カブス 所属【ETA: 2023】
2021年ドラフト1巡目(全体21位)指名左腕。

21年ドラフトの大学生No. 1左腕と言われた逸材。

高校通算防御率は同校の歴代最高記録の1.39をマークし、カンザス州立大学に進学後、1年(2019年)時に15試合先発登板 6勝3敗、ERA3.61、ビッグ12カンファレンスの新人王を受賞。

大学3年(2021年)シーズン開始前に, ビッグ12カンファレンスのプレシーズン最優秀投手賞に満票選出。
92.1イニングで118奪三振という学校記録を樹立し、
カンザス州大史上最高額のドラフト指名投手となりました。

最速95mph、平均90mph台前半の高スピンレートの速球と特にドラフトでも高い評価を受けた魔球チェンジアップ
、スライダー、カーブが武器。

非常に完成度の高い左腕として注目されています。

今シーズンは、A+級に配属され、4試合/7.0IP/5.14ERA/5奪三振/1.43WHIPなどとプロの洗礼を受けていますが、これからたくさんの経験を積んで、将来的にはメジャーのローテーション左腕として活躍してくれることを期待します。

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7位 エド・ハワード (SS)

ハワード 2021年シーズン成績(MiLB.com参照)

A級 マートルビーチ・ペリカンズ 所属【ETA: 2024】
イリノイ州リンウッド出身
同州シカゴにあるマウントカーメル高校出身。

20年MLBドラフト1巡目(全体16位)でカブスから指名されたSSプロスペクト。

20年ドラフト組では高校生 No.1 SSと評判でした。

攻守にオールラウンドで、特に守備面は持ち前の身体能力を活かした守備が持ち味。

しかし、打撃はA級で打率.225/4本塁打/30.1K%などとまだまだ課題があるようです。
今年はA+ あわよくばAA級まで昇格してもらいたいところ。

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8位 レジナルド・プレシアード (SS/3B)

プレシアード 2021年シーズン成績(MiLB.com参照)

Rok級 ACL Cubs 所属【ETA: 2024】
2020年末、ダルビッシュ有投手&ヴィクター・カラティーニ捕手との2対5の大型トレードでサンディエゴ・パドレスから加入したパナマ出身のプロスペクトSS。
U-15パナマ代表経験もある実力者で、左右両打席から広角にシャープな打撃を飛ばすスイッチヒッター。
6' 4" (約193cm), 185lb(約84kg)の恵まれた体格から今後パワー向上が見込める。
守備では強肩と柔らかいグラブ捌き、アジリティを備え、今季はACLでSSに加えて、3Bも守りました。
打撃でも試合数は少ないながらも好成績を残しました。
今シーズンはA、さらにA+あたりまで昇格してくれることを期待します。

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9位 オーウェン・ケイシー (OF)

ケイシー 2021年シーズン成績(MiLB.com参照)

同8位のプレシアード同様、ダルビッシュ有投手大型トレードでサンディエゴ・パドレスから加入したパッケージの一人。
6-4, 190lb (193cm, 86kg)と恵まれたフィジカルから広角に鋭い打球を飛ばすアレイヒッター。
シーズン開始をACLで過ごした彼は、32試合ながら打率.349/6本塁打/OPS 1.074wRC+(打席当たりの得点創出の多さを「リーグで平均的な打者は100」とした場合、
何パーセント得点を多く(少なく)創出しているか)は179wOBA(打者が1打席あたりにどれだけチームの得点増加に貢献したかを表す指標)は.487と優秀な成績を残し、8月にAに昇格しました。
昇格後も持ち前のヒッティングツールを活かして22試合の出場で打率.233/1本塁打/OPS.695をマークしました。
将来の5ツールプレイヤーとして期待されており、来年もAからのスタートが濃厚ですが、シーズン中のA+やAAへの昇格を期待します。

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10位 コール・フランクリン (RHP)

A級 マートルビーチ・ペリカンズ 所属【ETA: 2023】
2018年ドラフト6巡目(全体188位)指名。
右腕投手プロスペクトの中で最も期待されている存在ですが、腹斜筋の張りが思っていた以上に重く、2021年シーズンの登板は0。彼に対する報道も少なく、ファンからも健康面が不安視されていましたが、肘の怪我でなかったことは不幸中の幸いか。
しかし、彼もリハビリに励み、回復も良好とのことで、状態次第では今シーズンから復帰できるのではないかとのこと。


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Masato

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