大会開催概要

［大会名］プロフェッショナル修斗公式戦 PROFESSIONAL SHOOTO 2023 Vol.7
［日　時］2023年11月19日（日）
［開　場］17:00
［開　始］18:00 ※開場中にオープニングファイトを実施予定
［会　場］後楽園ホール　
［協　力］一般社団法人日本修斗協会
［認　定］修斗コミッション

個人的見所

やはり、世界フライ級チャンピオン決定戦の山内渉選手vs新井丈選手の試合に注目せざるを得ない。今、修斗が提供できる最強のカードと言って良いので、是非とも見てほしい。

背景から見ていこう。まず、修斗のフライ級王座は、現在、UFCに参戦中の平良達郎選手が保持していたが、今年5月に返上し、空位となっている。
そして、今回、そのフライ級も頂上をめぐって、違うルートから歩んできた二人の選手がそれぞれ王手をかけることとなった。

まず、一階級下のストロー級世界王者である新井丈選手が動いた。
引かず、怯まず、小さな体から魂を込めたパンチで相手を完膚なきまでに打ちのめすスタイルで、ストロー級王座を獲得。その王座を保持しつつ、フライ級にも挑戦。最初は、ノーランカーの大竹選手と対戦し、KOで見事に撃破。
そして、並み居るフライ級ランカーを飛び越え、当時フライ級１位だった関口選手と対戦が実現。この時点で、暫定王座決定戦でもよいのではないか…という期待感が高まった。しかし、修斗には、同時二階級制覇を認めないルールがあり、この試合はノンタイトル戦となる。それでも新井選手のモチベーションは落ちることなく、関口選手もまたフライ級トップランカーとしての意地を見せる。試合は、互いに引かない打ち合いとなり、見事、新井選手が打ち勝って判定勝利。事実上の修斗フライ級トップコンテンダーとなった。
その後、新井選手は、王者本来責務として、ストロー級で安芸選手を相手に激しい試合を制して王座防衛を果たすと、再び、ストロー級王座を保持したままのフライ級王座獲得を目指す道を進む。

一方、山内渉選手は、デビュー三年目で、6戦6勝。試合を重ねるごとに、「山内は強い」と評価を高めている。元々の空手をベースに、打撃に優れた最新の津田沼型ファイトスタイルだが、「倒されず、倒す」をきれいにやってのける本物の強さがある。
特筆すべきは、ここ3戦の勝ちっぷりで、昨年、ストライカーの内藤頌貴選手に打ち勝つと、はるかにキャリアが豊富な達人・清水清隆選手の引退試合をKO勝利。最新の試合では、同大会で実質的なトーナメントにも思えたフライ級トップ4人による競合となった試合で、ヤックル真吾戦を見事な初回ワンパンKO。頑丈なヤックル選手をここまで倒し切る力に驚くとともに、ダントツの勝ちっぷりで大きな存在感を示した。
体も大きくなってきて、キレのある打撃、テイクダウンディフェンスの技術にフィジカルがともない、今、最も勢いのある選手の一人となった。

実は、この両者の最新の試合である、新井選手の防衛戦、山内選手のヤックル戦が行われたのが、同じ7月の後楽園ホール大会だった。
そして、その大会で、山内選手が「フライ級実質1位の新井選手、ベルトを賭けてやりましょう。」と言い放ち、新井選手が、「山内君、ベルトを賭けてやろうよ。」とアピールした時点で、今回の試合決定の流れが決まったと言って良い。
そして、大事なのは、新井選手の存在が、挑戦が、修斗のルールを変えて、同時二階級制覇が可能になったという点だ。新井選手は、ストロー級王座を保持しつつ、今回、フライ級王座に挑む。これは痺れる。まさに、歴史を変えた一戦だと言える。

互いに倒し切れるストライカー。フィジカルでは、元々フライ級の山内選手の方が強みがあるだろう。確かな技術とフィジカルに支えられた軸のしっかりした打撃は、山内選手の強みであり、結果が証明している。
しかし、新井丈選手のメンタルは尋常ではない。多少のヒットでは新井丈選手の前進を止めることはできない。そして、相手が隙を見せた瞬間、新井選手は、会場に唸る音が響きそうな剛腕を叩き込むだろう。
互いに必殺の一打がある選手同士の戦い。本来の山道を一直線に駆け上がってきた山内選手と、隣の山の頂上から飛び移ろうとしている新井選手。修斗フライ級新時代の頂点を勝ち取るのはどちらか、非常に楽しみだ。

なお、新井丈選手については、こちらのnoteもご参照いただきたい。

対戦カード

世界フライ級チャンピオン決定戦5分5R
山内渉（同級世界1位・FIGHT FARM）
新井 丈（世界ストロー級王者・和術慧舟會HEARTS）

フェザー級5分3R
オーディン（同級世界3位・格闘DREAMERS）
宇野 薫（UNO DOJO）

epsomsalt seacrystals Presentsインフィニティリーグ2023フェザー級5分2R
竹原魁晟（勝ち点6・パラエストラ松戸）
浜松ヤマト（勝ち点6・T・GRIP TOKYO）

epsomsalt seacrystals Presents インフィニティリーグ2023 女子ストロー級5分2R
藤野恵実（勝ち点6・JAPAN TOP TEAM）
杉本 恵（勝ち点4・AACC）

epsomsalt seacrystals Presents インフィニティリーグ2023 女子ストロー級5分2R
吉成はるか（勝ち点0・パラエストラ小岩）
エンゼル☆志穂（勝ち点0・GSB多治見）

バンタム級 5分2R
ライダーHIRO（シューティング宇留野道場）
川北晏生（TRIBE TOKYO MMA）

フライ級 5分2R
大竹 陽（HAGANE GYM）
杉本静弥（パラエストラ柏）

ライト級 5分2R
エフェヴィガ雄志 （TRIBE TOKYO MMA／2022ウェルター級新人王）
後藤陽駆（シューティングジム大阪）

バンタム級 5分2R
江口 諒（SAI-GYM）
シモン・スズキ（和術慧舟會HEARTS／23年全日本アマ同級優勝）

フライ級 5分2R
本多“弥彦”直樹（SAI-GYM）
中池武寛（パラエストラ小岩／23年全日本アマ同級優勝）

バンタム級 5分2R
Jセロウ若林（SAI-GYM）
中野剛貴（KRAZY BEE）

チケット情報

［チケット料金］VIP 20,000円／RS 15,000円／SS 12,000円／S 8,000円
　※全席指定、全て税込み価格。
　※当日は500円増し。
　※小学生以上はチケットが必要。
［チケット販売所］
イープラス　 https://eplus.jp/shooto/
※その他、出場選手・ジムにお問い合わせ

視聴方法

※未定

会場

後楽園ホール

アクセス

• JR「水道橋駅」西口

• 都営地下鉄三田線「水道橋駅」A2出口

• 東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園駅」2番出口

• 都営地下鉄大江戸線「春日駅」6番出口

修斗旅情報

グルメ情報

観光情報

twitter/Instagram転載用テキスト

11/19 プロ修斗後楽園ホール大会
#shooto1119 #修斗旅 #プロ修斗後楽園ホール大会  

おまけ・資料等

◎新井丈選手出演のムービー
CineAltaカメラ BURANO:「YUME」監督　浜田毅 氏(JSC)　撮影　加藤航平 氏(JSC)【ソニー公式】

◎山内選手も出演している、髙谷さんのYoutube
【ジムに潜入】髙谷裕之の教え子たちが語る、知られざる素顔...