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はじめの一歩の展開を妄想する

あんたははじめの一歩というボクシングマンガを知っているかい?

少年マガジンで連載されている長寿ボクシングマンガだ。

このnoteを書いている時点で130巻が出版されている。
130巻と一言でいったけれども、この時の流れってのはシャレにならないものがある。

なんつっても、作品中に主人公がジュースをパシリで買いに行かせられるというシーンが作品の序盤にあるんだけれども、そのときに渡されたのは100円硬化。
つまり消費税が導入されていないんだよ。

そのくらいの時を経てきた作品ってわけだ。

最新の話では、すでに主人公である幕之内一歩はボクサーとして引退をしている。
ところが、この引退ってのはどうも復帰をすることを前提に描かれている様に思えるんだよな。

今回は、はじめの一歩で幕之内一歩がどうやって復帰するのかってのを妄想する回だ。

まあ、オッサンの妄想に付き合ってくれよな。

鷹村守のボクシングの目的

このnoteを書いている時点での最新話では鷹村守は3階級制覇にむけての試合をしている。

このところの鷹村守のキャラクターは以前にまして「焦り」を表現されているってのは粘り強くはじめの一歩って作品を読み続けているあんたなら同感してくれると思うんだ。

おそらくは鴨川会長の体調不良を感じ取って、鴨川会長がセコンドについていられるうちにかねてから言っている6階級制覇を見せたいってことから来る焦りなんだってことなんだろう。

ただ、すんなり今回の3階級制覇がなされたとしても6階級制覇となると、後100巻くらい書かないと描ききれないとも思うじゃんか。

流石にそこまで作品を引っ張れないと思うから、多分今の試合に合わせて鴨川会長は倒れると思うんだよな。

幕之内一歩復帰までのシナリオ

そう考えると、幕之内一歩復帰までのシナリオってのはどうなっていくんだろう?

鷹村守の3階級制覇

鴨川会長倒れる

鷹村守現役引退(会長就任)

鴨川会長から復帰の願いを幕之内一歩が聞く

幕之内一歩復帰

って流れなんだろうか?

多分、鴨川会長が倒れるのは鉄板だと思うから、ポイントは鷹村守が引退するかどうかってところだよな。

鷹村守の引退ってストーリー

仮にこの鷹村守の引退ってストーリーになるとすると、ある作品の流れとおなじになるんだよな。

あの未完の名作「バチバチ」シリーズだ。

バチバチは相撲マンガなんだけれども、同じ様に相撲部屋の親方が事故にあって他界してしまう。

そして、その親方の遺志をついで、部屋頭である仁王が現役引退して親方を襲名する。

まあ、スポ根ものマンガの王道ってわけだな。

実際、仁王の引退からのバチバチの作品の盛り上がりは異様なまでの熱を持っている。

個人的な感想ではあるんだけれども、今のはじめの一歩という作品に最も必要なのは熱だと思うんだ。

その熱を千堂武士に全部おっかぶせてしまっている。
鷹村守ですら、試合にあるものが熱ではなく義務のようなものになってしまっている。

スポ根マンガから熱を奪ってしまったら、それはもはや存在意義すら疑われてしまう様じゃないか。

その熱を取り戻すために鷹村守の引退ってカンフルが必要だと思ったんだよね。

鴨川会長の心変わりに必要なもの

ところが、鴨川会長は現時点では幕之内一歩の復帰を認めはしないと思うわけだ。

なんつっても、自分の育成方法にまっすぐついてきた幕之内一歩をパンチドランカーにしてしまったって自責の念があると思うからね。

コイツを乗り越えるにはやっぱり鴨川会長の背中を押す人物がいる。

そう、猫田銀八だ。

鴨川会長自身が選手としてパンチドランカーにしてしまった猫田銀八こそ、幕之内一歩の復帰を後押しするって流れになるんじゃなかろうか?

そもそも幕之内一歩をパンチドランカーだと断言しているのは間柴久美だけだ。
ボクシングの専門家や医療関係者で幕之内一歩をパンチドランカーとして断定しているヒトはいない。

そして、パンチドランカーである猫田銀八は幕之内一歩の拳を鴨川源二の拳を次ぐものだと言っている。

なあ、あんたはどう思う?

はじめの一歩はかつての熱を取り戻せると思うかい?

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