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DEATH NOTE デスノート Netflix配信ハリウッド版

あらすじ

高校生のライト(ナット・ウルフ)は、ある日学校で「DEATH NOTE」と書かれたノートを拾う。突如、彼の前に現れた死神リューク(ウィレム・デフォー)に、それが人間を殺せる死神のノートだと聞かされたライトは、その力を利用して自分が理想とする世界を導こうする。しかし、謎の死を追っていた捜査官・L(キース・スタンフィールド)に追跡され……。
映画『ザ・ゲスト』のアダム・ウィンガードが監督を務め、テレビシリーズ「Heroes/ヒーローズ」のマシ・オカが製作を担当した。
映画化され、ベストセラーとなった傑作サスペンスコミックのハリウッド映画版。

感想など

ナット・ウルフ演じるライトは、凶悪犯に母親を轢き逃げされ、その犯人が保釈されても警察官の父親が何もしないことが許せず、デスノートで犯罪者に裁きを与えることを決意する展開(テレビドラマ版の設定からの引用)、ライトと同じようにいじめっ子のケニーに暴力を振るわれ、ライトのデスノートによって救われるけど犯罪者以外殺したくないライトと対立するミア(原作コミックのミサ)や原作コミックよりアクティブでクールな名探偵Lのキャラクターなどハリウッド版ならではの展開の違い、名探偵Lの代理人ワタリを利用して名探偵Lの名前を先に手に入れる先手を取ろうとするライトとライトを救うためにライトや名探偵Lを出し抜こうとするミアとライトを逮捕してワタリを救おうとする名探偵Lの三者三様の思惑がぶつかる知能戦、ライトたちを操り弄ぶ死神リュークの原作コミック以上の不気味で邪悪さ、デスノートの魅力を生かしたハリウッド版としてまあまあ面白く仕上がっています。
だけど、名探偵Lのキャラがあまりに原作と掛け離れていたり、FBI捜査官を殺せないような甘ちゃんだし暴走するミアをコントロール出来ないボンクラなライトがちょい違う感じはするが、ワタリをジョーカーにしたデスノートの所有権とLの名前をめぐるライトとLとミアのアクティブな駆け引きはスリリングでユニークなアレンジがされてて、日本版より荒々しいけどまあまあ面白いサスペンスホラー映画。
Netflix独占配信中。

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