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続きのない話#515:ねこ好きは吉祥寺と西荻窪に行くべしっ!(1684/1000)

吉祥寺とお隣の西荻窪に行ったところ、おびただしい数のねこに出会った。
きっとねこ好きな方には有用な情報だと思うので、お伝えしますにゃん。

その1
「出久根育展 チェコからの風 静寂のあと、光のあさ」武蔵野市立吉祥寺美術館

絵本作家・出久根育さんの素晴らしい絵が200点近くも展示されていて、見飽きることのない展覧会だったなぁ。
絵に描かれているさまざまな動物の中でも、ねこが印象的で。

住んでいるプラハで出会った猫たちを描いた絵本の原画や下書きは見ごたえ充分。
ほかにもさまざまな絵の中にいるねこを探すのも愉しい。

その2
「いしかわじゅんと猫ともだち ネコトモ2024」リベストギャラリー創

子どものころ、いぬは飼うたびに短命だったのだけれど、ねこはどれも長命で、ずいぶん長くつきあったものだったから、思い入れがあるのよ。
だから、いしかわじゅんさんが主催している、いろいろなジャンルの作家がねこをモチーフに表現したものばかりが並んでいる「ネコトモ」、行ってみようと思っていたのですね~。

おお、店内にはいしかわさんのお姿が。
かつて一度酒席をともにしたことがあり、ムリをいってサインをお願いしたことがある仲ですからね、ワタシは。
ま、それくらいの関係性なので(おそらく覚えてらっしゃらないだろうし)気軽に声をかけたり、はせず、ひっそりと店内に入ったことでした。

すると、これが、なんというか、圧巻!
これほどねこ密度やねこ濃度の高い空間というものも、そうそうないぞ。
なにしろすごい展示物の数々。

ご覧のように、ねこねこねこねこねこねこ。
絵はもちろんのこと、立体造形があり、食器があり、袋物があり、人形がある。ねこをどれだけこねこねすれば気が済むのだろう(誉めてます)。
当然ながらこれがすべてではありませんからねこ。実際にねこねこ空間を味わって欲しいにゃあ。

その3
は、吉祥寺から西荻窪に移動しますよ。
田村幸帆展『黒いそれら』ヨロコビto.ギャラリー

田村幸帆さんはかなり好きな画家さん。
とりわけいぬの絵が好きなので、今回の展覧会もいぬを観に行ったところ、半数近くがねこの絵だったのですよ。ねこの印象はほぼなかったので、びっくりしつつ驚いた(同じ意味だ)。

どれもかわいらしくって、ねこ、やっぱりいいねこ。と思います。
もちろんいぬもいいので、いぬ派も楽しめますぞ。

その4
「文具店タビー」
https://otegami.life/tabby/
こちらは展示物があるのではなく、すべて売り物。なにしろ文具店ですから当然だ。
たまたまこの店の前を通りかかったら、

手書きのねこチラシが目について。
なんだかおもしろそう、と入ってみたら。

豆千代!
の隣にねこちゃんが!

このような紙ものだけではなく、あらゆるものがすべて動物モチーフになっていて、かわいらしいやらほほえましいやらで大騒ぎ。
こちらはねこだけに集中しているわけではありませんが、でもやはりねこ関係者はおおぜいいました。

会期はそれぞれ、
その1.「出久根育展」は3月3日まで。
その2.「ネコトモ展」は2月25日まで。
その3.「黒いそれら」は3月3日まで。
その4.「文具店タビー」はいつまでも。
となっています。
となると、今週末の3連休に吉祥寺~西荻窪(逆も可)ツアーを敢行するべきですね~。しあわせねこまみれ日和を味わえますぞ~。にゃん。



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