見出し画像

「povoと楽天モバイルで携帯代安く抑えてます」と言う記事を書いてたら、0円廃止のニュースが飛び込んできた!

 昨年、11月からpovo 2.0+楽天モバイルに乗り換えました。
 もともと、私はauを長年使っていたのですが、数年前からMVNOを使用することに目覚めてからと言うもの、IIJmio、BIGLOBEモバイルなどを使い、昨年11月まではUQモバイルをしばらく使っていました。
 そのUQモバイルからpovo 2.0と楽天モバイルという組み合わせに乗り換えたのです。

 それは当然、携帯代を安く抑えたい、の一言に尽きます。

 povo 2.0は、皆さんご存知の通り、トッピングという考え方で支払いを行うため、基本料金は0円というものです。楽天モバイルも、現在のRakuten UN-LIMIT VIというプランでは1GBまでは基本料金0円です。しかも、Rakuten LINKという電話アプリを使用すれば、電話代も無料です。

 このような書き出しの記事を書いている途中に、楽天モバイルから下限0円を廃止し、下限980円からのプランに見直すというニュースが飛び込んできました。

 もちろん、私自身、1GB未満0円というものが永遠に続くわけはなく、いずれ値上げするのだろうとは思っていましたが、予想より早く訪れたという感じがします。あと、1〜2年は続けるものと思っていたのです。推測でしかないのですが、おそらく人口カバー率が想定よりも前倒しで想定していた数字になったのが要因の一つでしょう。

 Twitterを始めとするSNSは、楽天モバイルへの非難で荒れました。私としては、0円で使わせてもらっていたのだから、感謝すれど非難するというのはいかがなものかという思いなのですが・・・。
 確かに、1GB未満がいきなり0円から980円に上がることに驚いたので、日本通信の290円プランが現実としてあるのだから、その辺りで考えられなかったのか、というツイートはしました。

 私としては下限0円がなくなることよりも、Rakuten Linkを継続して使用するかどうかが直近の課題となっています。Twitterなどではどうも評判がよろしくないのですが、私自身使用した限りでは、他のIP電話などよりも格段に上の音質で通話ができるということが驚きでした。
 Rakuten Linkは上にも書いた通り、紛れもなくIP電話です。したがって、楽天モバイルの電波がなくても、WiFiがあれば通話が可能です。よって、自宅などでは光回線のWiFiが使えるため安定して通話することができます。
 仮に、楽天モバイルを解約することを想定して、現在よさそうなIP電話サービスをいくつかピックアップしてみました。

  1. SMARTalk

  2. 050 plus

  3. LaLa Call

 まず一つ目のSMARTalkですが、これは楽天モバイルが運営するIP電話です。もともとは、フュージョン・コミュニケーションズという会社のIP電話でしたが、フュージョン・コミュニケーションズが楽天の子会社となり、楽天コミュニケーションズと会社名を変えた上、SMARTalk自身の運営を楽天モバイルに移管したという曰く付きのサービスです。
 若干の不安を感じながら、早速申し込もうとしたところ、「現在新規お申し込みの受付を停止しております」との案内がありました。よくよく調べるとどうやら1年ほど前から停止しているようです。
 あくまでも私の勝手な憶測ですが、楽天モバイルへ運営が移管されたのが2019年6月ということからも、フュージョン・コミュニケーションズの技術的なノウハウをもとにRakuten Linkができたのでしょう。そう考えると、SMARTalk自身を単体のサービスとして生かす理由はなく、新規受付終了、数年後にサービス自体の停止、というのが既定路線ではないかと。

 次にNTTコミュニケーションズの050 plusです。申し込み初月と翌月の基本料金が無料ということで早速申し込みをして試してみました。
 電話の相手は、母親です。もともと通話料無料のRakuten Linkにこだわっているのは、この母親との電話のためです。高齢であることから、たびたび電話して様子を確認する必要があります。電話に出た母は、早速聞こえない、とクレームを言い始めました。外出しているため、道路から少し離れるとのことでしばらく待ってから会話を続けたのですが、会話が成立しません。全くダメでした。私は自宅からなので回線自体が遅くなっているというわけではなさそうです。
 外出している母との会話を打ち切り、すぐさまRakuten Linkで電話してみました。お互いクリアに聴こえるため、先ほどの050 plusと異なり、会話が成立します。ああ、やはりRakuten Linkか、とため息が漏れてしまいます。

 050 plusの基本料金無料期間は来月末まであるため、固定電話への通話もチャレンジしてみたいと考えています。

 最後のLaLa Call自身は、すでに050 plusでダメ出しを出されているので期待できるわけもなく、試すことすらやめてしまいました。

(以前、記事にしていたブラステルのIP電話ですが、OSをAndroid 12にしてから調子がわるく、改善される様子もないことからすでに契約を停止してしまいました)

 通話がまともにできるIP電話の選択と、低価格で維持できるモバイル回線選びにはまだ時間がかかりそうです。povo 2.0のみにすることも検討していますが、それが最適解かと言われれば、考え込んでしまうところです。在宅が多いため、1GB行かない月もあるため、30日程度使用できるのが3GBチャージしかないのがネックとなっています。やはり、日本通信も含めて検討したほうが良いため、下限0円がなくなる直前まで検討を続けるつもりです。

 最後に先週からの楽天モバイル関連の動きの雑感です。

 色々と発言している人で、楽天モバイルをやめるのは6月末までと言っている人がいるようですが、正しく発表内容を見ましょう、というのが私の感想です。Rakuten UN-LIMIT VI契約者は、7月、8月は1GB未満は0円のままです。実質金額が発生するのは9月からなので、8月末までというのが正解です(9月、10月分は最終的に楽天ポイントでキャッシュバックされるため、実質無料ですが、金額としては引き落とされてしまいます)。
 あと、povo 2.0への申し込みが殺到した、とのことなのですが何故?という思いしかありません。楽天モバイルは、1GB未満0円でしたが、povoは1GB未満でも使用する場合は390円のチャージが必要です。確かに0円のまま、電話番号を持ち続けたいのであれば、povoは最適ですが、1GB未満を少しでも安く使いたいというならば、日本通信のシンプル290プランが検討されても良いのではないでしょうか。
 もしかして、楽天モバイルを契約していた人は、待ち受け電話を0円で持ちたいという人が多かったのでしょうかね。

 さて、8月末まで携帯電話業界も騒がしくなるかと思いますが、楽天モバイル以外の各社はどう動くのでしょうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?