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田島貴男のHome Studio Concert~ディスコグラフィー・コンサート vol.1

今日は1/23に開催された田島さんの配信ライブのライブレポ。オリジナル・ラブは今年30周年を迎えます。それを記念して、デビューアルバムから順番に3枚ずつピックアップし、その中の楽曲だけを弾き語りで演奏する、というスペシャル配信ライブが毎月開催されることになりました。今回はその記念すべき第1回。

ファンの間ではこのライブの開催が決まってからザワついていましたが、田島さんが開催の1週間くらい前にツイッターで「(ディスコグラフィー・コンサートで演奏する曲は)何にするかな」というようなファンへの問いかけなのかひとりごとなのか微妙な呟きをしたところ、「えっ?何が聴きたいか言ってもいいの…?!」と、ファンたちがあれ聴きたい、これ聴きたいと堰を切ったようにツイートし始めたのが面白かった(笑)

それを参考にしたのかしないのかは田島さんにしかわかりませんが、とにかく普段聴けないアルバム初期の楽曲のオンパレードに新旧のファンたちは大喜び(笑)(田島さんがすごいのは今も確実にファンを増やしているところ)。私もすっごく楽しくて、配信観ながら一緒に歌ったり、聴きたかった曲が聴けて嬉しくて倒れそうになったりと一人でおおいに盛り上がりました!(≧▽≦)

まずは今もライブでよく歌われている「月の裏で会いましょう」からスタート!田島さんの傍らには今回のライブで演奏されるアルバム『LOVE!LOVE!&LOVE!』『結晶』『EYES』のアナログ盤が飾られています。2曲目は1stアルバムから「GIANT LOVE」。イントロでわかって「おお!早速聴いたことないやつきた!Σ(*゚Д゚*)」と思いました。違和感がなくてずっと歌ってなかったような感じは全然しなかったなあ~!3曲目は「DEEP FRENCH KISS」。この曲は1曲目と同じく今でもよく演奏される曲だけど、ライブに普段来てない人はどれも新鮮に響いたことだろうなあ(^^)

ここまでの3曲はアコースティックギターでの弾き語りでしたが、次はジャズギターに持ちかえ、本腰を入れるぞ、といった表情で「ここからはちょっと不慣れな曲が続きますからね」とMC。むむ、いよいよ…!なんの曲が聴けるのか…!とドキドキして待っていると、始まったのは3rdアルバムからの「WALL FLOWER」!わー!聴きたかったやつー!!この曲は1回目のハイライト来た!と思ったところ。原曲はサンバっぽい感じもあるけど、それがジャズギターでの大人カッコいいアレンジ&今の田島さんの歌声とで超素敵だった!(≧▽≦)また聴きたい!!

5曲目はアコギに戻って1stアルバムから「WITHOUT YOU」。「(この曲はライブで)やらないですねえ~あんまり(笑)」「(だけど)我ながらいいメロディだなあ」と思ったそう。オリジナルはレゲエということですが、今回はそうでなく"今の弾き語りバージョン"みたいな感じで披露してくれました。本当にいいメロディだなあ~♪でも私は何より田島さんから聞く"Without You"という単語に倒れそうでした(笑)これまたぜひやって欲しい!(≧∇≦)

6曲目はまたジャズギターに持ちかえ3rdアルバムから「砂の花」。最後の方で同じ音をオクターブ違いで交互に歌ってるところがあって、すごいなあ~と思いました。私だったら音を上手にとれる気がしない(^-^;そしてこの曲がすごく好きだっていうファンはたくさんいるんだなあ!と今回初めて知りました。しかしDesert Roseっていうのは石の名前からとったのかな(-ω- ?)それともそれとは全然関係ないのかな。

次は7曲目。ここからが2個目のハイライトきた!と思ったところ。演奏する前に「これ(やって)いいのかなぁ」というような前置きをしたので「一体なんの曲かな?」と思ったら、なんと1stアルバムからの「LOVE VISTA」!これも聴きたかったやつー!私も聴きたかったけど、たくさんの人が今回演奏して欲しいと思ってたんじゃないのかな。けどなにしろ原曲が12分以上ある曲なので、やると言ってもまさかフルではやらないよね…?と聴きながら思ってました。ところがそこをやってのけちゃうのが田島さん!(驚)

もしも初めて田島さんのライブを観た人がいたらさぞビックリしたんじゃないかな。この曲やたら長くね?!って(笑)そう、後で測ったら配信ライブでも12分間くらい演奏されてました!おそらく1stから聴いてきた古いご贔屓衆(平沢進さんがファンを呼ぶときの呼び方w)はもちろん、田島フリークの皆さんはとっても嬉しかったことでしょう(当然私も)。この曲も私はライブで初めて聴いたんですけど、そっか、この曲はやっぱこの長さじゃないとダメなんだなあ~と思いました。このライブのために初期3作を聴いて予習してきましたが、また改めて聴きなおしてみようと思った次第。

続いては2ndアルバムから「フェアウェル フェアウェル」。これも聴いてみたかった曲!この曲とこれまた2ndからの「愛のサーキット」までの一連はノリが少々ヤバめで楽しかった!(≧∇≦)映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でマーティがギターソロをやり過ぎたあとに「( ゚д゚)ハッ!」みたいに我に返るシーンがあるけど、あれは映画の中の話だけではないんだな、本当にあることなんだな、と田島さんのライブに行くようになってからわかるようになりました(笑)

ジャズギターでの「フェアウェル フェアウェル」が終わったあと、田島さんは「意外にハマっていく感じ」「ディスコグラフィー・コンサートということも忘れてました」と言ってましたが、確かにそんな感じでした!「愛のサーキット」ではちょっとトム・ウェイツみたいな感じの歌い方で(他にどう言えばいいかわかんないのでそういう表現になってしまいますが)カッコ良かったなあ。この2曲では弾きながらついつい楽しくなっちゃう様子が見受けられて、観てるこっちも楽しくなりました(^^)♪

ということで、ここまでギターのチューニングがおかしくなるほどにノッて演奏してきた田島さんですが、ライブもいよいよ終盤。10曲目は「ティアドロップ」。この曲は3rdアルバムのボーナストラックとなっていますが、私が『EYES』のアルバムを買って聴いたのは3年くらい前。オリジナル・ラブは大好きなんだけど、『風の歌を聴け』より前のアルバムには興味が持てなかったんですよねぇ、なぜか。で、その時改めて「ティアドロップ」を聴いたときはびっくりしました。どう聞いてもシングルA面な曲なのにカップリングだったのか!と思って。当時もライブではほとんどやったことなかったそうで実にもったいないなあ~と思ってしまうけど、今回聴けて本当に良かった!

11曲目は「ヴィーナス」。この曲はいまも演奏してくれる曲ですが、「ティアドロップ」からの流れで聴いているとオリジナル・ラブはやっぱりポップスの名手なんだなあと思わずにはいられません。そんな良質なポップスからジャズギターでの大人っぽい演奏やサイケな感じの演奏まで幅広い表現力で30年で積み上げてきたものを遺憾なく発揮して楽しませてくれた田島さん。ラストの曲は3rdアルバムから「I WISH」。この曲はPUNPEE氏とのコラボ関連でライブでも何回か聴きましたが、弾き語りで聴くのはまた違って新鮮!熱い弾き語りに画面のこちら側で拍手喝采を送ったのでありました(*’ω’ノノ゙パチパチパチ!!

…と、いうわけでまた長々と書いてまいりましたが、そんなこの配信ライブ、なんと!まだ明日まで観られますので是非!!→チケット購入のリンクはこちら

※写真は田島さんのツイッターから拝借しました(`・ω・´)ゞこの記事も後で気付いたことが合ったり間違いがあったりしたらその都度修正します!

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