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名物料理ってなんだろう/暮らすように旅するクロアチア

暮らすように旅していると楽しみなことの一つが食べもの。
基本自炊しているので、外食するときはかなり調べてから出かけている。
また、初めての国なら、その国ならではの料理を食べるようにもしている。

クロアチア家庭料理

「地元っぽいクロアチア料理が食べられる」と口コミにあったので行ってみたレストランは、メニューに日本語がありびっくり。
クロアチアの代表的料理らしいから食べておこうという料理たちは、全部ここで食べた。
お手頃な値段でクロアチア料理が食べられる。観光客もそうだし、地元の人も来ていた。
日本語メニューがあるので日本人慣れしているのかどうかわからないが、料理のボリュームについて教えてくれたり、シェアするかどうか聞いてくれたりと、対応が至れり尽くせりだった。

レストラン:GOSTIONICA RESTORAN PURGER

左上 クロアチア風カツレツ(チーズ入り)、右上 グヤーシュ(牛肉のシチュー)
左下 パプリカの肉詰め、右下 クロアチア風ロールキャベツ(両方ともお米入り)


新感覚の食べもの

伝統的な料理Strukliも食べた。チーズ好きにはたまらないと思う。
甘くないものもあったが、ブルーベリーを選んだからか、ご飯というよりデザート感覚。
ちょっと食べたことがない食べ物で、がんばって表現すると、グラタンにマカロニの代わりに薄いラザニアが入っている感じが近い。
見た目よりも軽く、半分くらいはおいしく食べた。ただ、後半はやや飽きてしまった。この半分サイズがあれば最高かな。

レストラン:La Štruk

この半分の量がいい….


自炊の味方

Ćevapčići実はこれが一番好きなクロアチア料理かも。ちょっとハンバーグっぽい。
バルカン半島の伝統的な料理らしい。クロアチアは牛肉と豚肉がミンチ状に混ざっている。他の国はラムのところもあるらしい。
焼くだけで食べれちゃう商品がスーパーで売っているので、だいぶお世話になった。
スーパーの商品でも十分おいしいのでレストランで試すことはなかったが、一度くらい食べてみてもよかったかな。

手軽にĆevapčićiが作れる!


最高のサンドイッチに出会う

クロアチアで一番おいしかったのが、ここのサンドイッチとサラダ。
奥がアンチョビサンド。まずはこれから食べてねと言われる。
アドリア海でとれるいわしを使用していて、一切添加物なしとのこと。しょっぱさなし。他にはケイパー、紫玉ねぎ、オリーブ、オレガノ、ミニトマト。アンチョビ好きにはたまらないサンドイッチだった。

次に食べたのが、手前のプロシュートとトリュフのサンド。
クロアチアのイストリア半島でトリュフが取れるらしい。パンに顔を近づけるとほのかに香り、一口食べると口の中から鼻を通って香りが抜けていく。プロシュートとも合うし、最高の組み合わせだった。

レストラン:HERITAGE - Croatian Street Food & Shop

生涯ベスト3に入るサンドイッチ

一緒に頼んだのが、ドライイチジクのサラダ。ドライイチジクが特に好きなわけでもないのだが、クロアチアの名物ということでどうしても食べたかった。
ドレッシングは恐らくオリーブオイルだけだと思うが、これがおいしいし、ドライイチジクの甘さに合う。早速ドライイチジクサラダを作ってみよう、と思わせる一品だった。
このドライイチジクブームはしばらく続きそうである。


クロアチアの食材・料理の感想

クロアチアは食材がおいしいと思う。ここもそうだし、スプリトに旅行に行った際に食べたレストランのサラミやチーズもとてもおいしかった。

私たちが食べた調理されたクロアチア料理は、いわゆる家庭料理なので飽きはこないが、特別感はあまりない感じがする。
パプリカの肉詰めや、クロアチア風カツレツなど、日本の肉じゃがやチーズ入りカツといった感じで、一度は食べたいがレストランで食べなくてもいいかなという気がする。
高級クロアチア料理もあると思うが、それはお財布と相談して見送ったので、それを食べれば違った感想なのかもしれない。


クロアチアの甘いもの

イチジクはジャムもおいしいらしいので、スーパーで購入。
甘さ控えめでおいしい。オレンジとイチジクがミックスされたジャムも試したが、断然イチジクのみのジャムのほうがおいしい。


クロアチアのケーキと言えば、クレムシュニテ。
真ん中はカスタードクリームだと思うが、ふわっとしていてとても軽い。冷やして食べるとおいしく、しつこくないから夏に食べるのにちょうどよいと思う。
ケーキ屋さんと、ほとんどのパン屋さんで買うことができる。


イタリアに近いこともあるせいか、単に暑いだけだからか、特にスプリト、ドブロブニクでジェラート屋さんをたくさん見つけた。
本場イタリアに勝つんじゃないかと思ったのが、スプリトにあるここ。
本来はコーン派だが、海外はたっぷり入れてくれるので毎回ジェラートを垂らしてしまう。そのため最近は学習してしまい、カップ派になりつつある。

ジェラート:Sladoledarnica Emiliana


番外編

スプリトにあったこのレストランがおいしかった。
とにかく人気なので事前に予約か、オープンと同時に行くことをおすすめ。
レストラン:Ćiri Biri Bela Restauran


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