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【ファッション】夏にスエード靴はありか?

こんにちは。アキスケです。

今回はリアルファッションの話題です。
わりと毎年のように言われることですけど

「夏にスエード靴はありなのか?」
についてお話します。

スエードとは ご存知のとおり
表面に起毛感がある革の種類ですね。

暑い季節を迎えるにあたって
「そんな起毛感のある素材なんて
ミスマッチじゃないのか」と
履くのをためらったことはありますか?

もしくはスエード靴を履いている人をみて
「あら、あなた季節感がないわね」と
まるでD夫人のような口調で
ののしってしまったことは
ありませんか?

ここまでですでに答えは言わずもがなですけれど
今回は春夏の足元をもっと楽しくするために
スエード革について学びを深めていければと
思っていますのでよろしくお願いします。


そもそもスエード革とは?

結論からいうと、
夏にスエード靴はあり、です。
通年まったく問題はありません。

スエード素材というと
ゴツめのブーツをイメージしたり、
もしかしたら、あの起毛感自体が
動物の毛皮という認識もあるのかもしれません。

ちなみにスエード革とは
動物の体表側、つまり毛が生えている方を
利用した革ではありません。

スエードとは、なめした革の内側を
サンドペーパーなどで起毛させた素材です。

革の裏側を加工しているのです。

革の表側にくらべて
ヒビ割れが起こりにくく丈夫で、その他にも
通気性が良い、
汚れがつきにくい

といった特徴があります。

これら特徴を活かしてアウトドアアイテムに
使われたり、砂漠など過酷な環境下で
使われることも多いです。

そういえばクラークスのデザートブーツて
とても有名ですよね。


なぜ秋冬をイメージするのか

起毛感があると温かみのあるイメージを
与えるのでその影響もあるでしょう。

その他にもブーツなど
ゴツめのフォルムのシューズ

カラーなら、ダークブラウンやブラックなど
印象として重いカラーと同時に使われるから
秋冬に着用するもの、という認識が
できたのではと思われます。

靴の形やカラーとごちゃ混ぜに
されてしまってるんですね。

しかし、お店を覗いてみてください。
スエード靴は春でも夏でも、
数多く店頭に並んでいるんです。
もちろんおすすめの逸品として。



よく見るスエードの名靴たち

通年活躍してくれるスエード靴。
ショップを覗くと多くのブランドから
ドレスシューズ、ブーツ、スニーカー、サンダル
形もさまざな種類がリリースされていることが
わかります。

いくつか例をあげると

CROCKETT&JONES  CAVENDISH 3

トレーディングポストより引用

革靴の聖地と言われる
イギリス ノーサンプトンで
1879年に設立されたシューメーカーの
伝統的なモデルのひとつです。

上品なたたずまいで、ドレススタイルから
カジュアルスタイルまで使用できる
汎用性の高さが魅力の一足。

WALK-OVER

アメリカンカジュアルの
象徴的シューズブランドです。
「ホワイトバックス」と呼ばれる
白いスエード靴も有名です。

CONVERSE

コンバースオフィシャルサイトより引用

CONVERSE ADDICTという
コンバース好きのためのレーベルからは
ブラックスエードのローファーが
発売されたばかりです。

ISLAND SLIPPER

ISLAND SLIPPER公式サイトより引用


“メイド・イン・ハワイ”の
リゾートサンダルメーカーもスエードを
使用したサンダルを長きにわたり
取り扱っています。


おわりに

というわけで、
夏にスエード靴はありか?について
お話してきました。

おさらいすると
スエードは通年活躍してくれる素材で
・丈夫
・通気性が良い
・汚れに強い
という特徴があることがわかりました。

以上のことから
夏にスエード靴を履くことは何ら問題ありません

むしろ使わないことはコーディネートの選択肢を
狭めてしまう可能性だってあります。

これまで何となく抵抗があった人も、
この夏はスエード素材のシューズを取り入れて
ファッションを楽しんでみてはいかがでしょうか。

今回はこの辺で。それでは、また!

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