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もっと写真を抽象的に レタッチで色反転 【ソラリゼーション】

写真の一部をネガポジ反転させて、色を変化させるソラリゼーションという技法があると知ってやってみました。

使ったのはスマホアプリのLightroomで、主にトーンカーブをいじって作りました。
元の写真はデジタル、フィルム、iPhoneなど様々です。


極彩色

色が盛大にひっくり返るのを活かしてドラマチックに。

自然 人工 ミクスチャー

部分的にニセモノ感を出そうと心がけました。ミクスチャーな美しさ。
出来るだけ線の細いレタッチにしようとしました。自然と人工物が一体化したような、写真らしさは残しつつ、漫画のような仕上がりになりました
建物と人が溶け合うような不思議なストリートフォトに。


浮遊 乖離

のっぺりした写真の一部を反転させて浮き立たせるように。魚の光沢もいい感じ。
水槽を白飛びよりも更に明るくすることで、こちら側の人が黒い輪郭をもって浮き上がるようで面白い。

柱や木の枝の部分を控えめに反転させることで立体感が出ました。


あの時の日差しを再現

フィルム現像したものを更にレタッチ、夏の照りつける日差しを表現できたかな?
夏の東京駅前広場の眩しい日差し
これもフィルムです。夕暮れ時の雰囲気がよく出てます。横断歩道の照り。
全体的に黒く潰し、光の部分は反転させて怪しい森に。代々木公園ですけど。


ポップにイメチェン

堅い印象の建築物やストリートフォト、天気や露出の影響で重い印象の写真をポップにレタッチしました。


絵画のように

色を反転させ、更にいくつかの効果を施すと絵画や水墨画のような不思議な仕上がりに。


元々、印象派などの抽象的な絵画が好きなこともあり、この表現方法は自分に馴染む気がします。ソラリゼーション自体、絵の具を塗っていくのに通じるような楽しさがありました。

多重露光や長時間露光と組みあわせても面白そうですね。

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